Monday, 17 January 2011

Day Dripper

クリックすると新しいウィンドウで開きます昨日、ふるさとから初雪の便りが届きました。

甲府盆地はうっすらと雪が積もっただけだったようですが、大寒を間近にして寒さはいっそう厳しいようです。山梨県内では、日中の最高気温が氷点下の真冬日が3地点もあり河口湖もそのひとつでしたが、厳しい寒さの中、「冬花火・湖上の舞」(2011年1月15日~2月20日までの土日)、「西湖樹氷祭り」(2011年1月29日~2月6日)などが催されています。
富士吉田へいらっしゃるフジファブリックファンの方、もしよろしかったら訪れてみてください。
詳しくはこちらのホームページをどうぞ。 富士河口湖 総合観光情報サイト

この寒さがあるからこそ、芽吹きが待ち遠しく、春や夏がいっそう輝くのでしょう。
日本の四季は世界に誇る、素晴らしいものだと思います。
(そうは言っても、やっぱり寒いのは体に悪い気もしますが・・・。)

さて、今日は8thシングル「Surfer King」のB面、「Day Dripper 」です。

確証がないので分かりませんが、ビートルズの「Day Tripper」のもじりでしょうか。

ところでこのDripperという単語、辞書にのっている正式な英単語には存在しません。
(You Tubeに「麻薬注入器」という意味があるという書き込みがありますが、定かではありません。あまり日常的に聞く単語ではないことは確かですが、もう少し詳しく調べて見てから後日ご報告します。)

カップリング曲の濃厚さは、紛れもなくフジファブリックの魅力の一つですが、これは志村君自身のB面に対するこだわりがあったからです。
A面にはいわゆる「誰が聴いてもいいと思える曲」を選曲し、B面はフジファブリックの感炸裂!の曲にしたいと思っていました。B面はA面とは違う意味で勝負どころと思っていたようで、「B面にどれだけこだわれるのかが、自分の中ではシングルを出す意味だと思う。」と志村君は言っていたと、東芝EMIでデビュー当時からフジファブリックの担当をしていた今村圭介さんがインタビューで語っています。


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このシングルを出す前の1年程は全国を周ってライブに専念し、そこで得たエネルギーを充電して「Surfer King」で爆発させたとメンバー全員が言っていましたが、「Day Dripper」はその通り、「エネルギー全開」で「フジファブリック炸裂」の曲に出来上がりました。

「製作過程をあまり憶えていない」と志村君が回想するくらい、はちゃめちゃレコーディングだったようです。
奇天烈なことばかりが頭に浮かんでくる時期に作った曲で、「これはちょっとおかしすぎるから、却下」という繰り返しの末、丸く丸く治めようとバランスを取っていってできた曲だそうです。とにかく、スタジオ内にいろんな音やフレーズが入り乱れ、どれが曲の軸だか分からない状態の中、ギターが「ギャーーーン」、キーボードは「ビューーーーーーン」と鳴っているだけだったと(笑)。

まったく訳のわからない民謡のようなメロディーが出てきたと思ったら、奇抜すぎてなんだかよくわからなくなって「どれが正しくて、どれがまともかわからなくなってきた」という過程を経た後、「音楽とは何ぞや。」という究極の哲学的な問題まで考えだし、これに落ち着いたそうです。

奇抜な案の大混乱の中からあの素晴らしい曲を生み出し素晴らしくまとめ上げるのですから、天才職人技ですね。

そして「Surfer King」と「Day Dripper」で、フジファブリックはまた一歩、新しい境地へ踏み出しました。
「バンドのオリジナリティーを切り開き、日本の音楽の中にフジファブリックという新しいジャンルを築くべく場所に踏み込んだ。」と、志村君は言っています。それまでも十分独創的であったと思いますが、同じところに留まらずいつも新しいことをしていくというバンドの心意気が証明できたような曲です。
その切り開いていく領域は、いまだ誰も足を踏み入れたことのない「けもの道」のようなところで、「これからフジファブリックはどう成長していくんだろう。何をしてくれるんだろう。すっごく楽しみだ!」という期待にバンド自身もあふれているという、そんな記念すべき2曲です。


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大混乱の末生まれたこの曲、志村君が歌う「あ~あ~あ~あ~!あ~あ~!」のコーラスから始まり、これから起こる節度の中にある無秩序を予感させます。

聴けば聴くほど、歌詞の通り本当に「コーヒーにミルク混ざる時みたいに」(昔クリープか何かの宣伝でそういう映像ありましたが、憶えていらっしゃる方いるでしょうか)ぐるぐるぐるの魅力にとりこになるこの曲、明日は詳しく歌詞を見ていきたいと思います。




フジファブリック 「Day Dripper」

2 comments:

ice blue norm said...

Day Dripperは私のフジファブリックベスト5に入るくらい好きな曲です。取り上げてもらって嬉しいです!dripperは私も??と思ったのですが、「昼間にコーヒーを入れ(ドリップ)ているヤツ」と私なりに解釈しておりましたが。。。
この曲は両国国技館ライヴのDVDのエンディングにあり、その時の志村さん、妙にカッコイイのが印象的です。

Jack Russell in Bangkok said...

ice blue norm さん、コメントありがとうございます。
あの全体に流れるぐるぐる感が、本当にフジファブリックらしい名曲ですよね。
Dripperの本当の意味、いい機会ですのでいろいろな人に聞いたりして調べてみようと思います。

両国のDVDのPV?は、志村君には珍しくカメラ目線で「おっ、いつもと違う路線でがんばってるね~。」と、思っていました。
あの最後に立ち上がって去っていく場面で、ちょっとめくれたTシャツをなおす姿がとっても志村君らしくて、印象的でした。私、ちょっとポイントずれてますね(笑)。

外国の方にはアルバムにのっていないB面、あまり知られていないかと思い、取り上げてみました。この曲で私たちのように、やみつきになって頂きたいです!