Thursday 20 September 2012

流鏑馬(やぶさめ)祭り 2012 小室浅間神社

昨日19日、山梨県富士吉田市下吉田にある小室浅間神社(地元の人達は、「下浅間」と呼ぶ)で、恒例の流鏑馬(やぶさめ)祭りが執り行われました。

祭りの由来などは、昨年記事に致しましたので、よろしかったらご覧になって見て下さい。
2011年9月18日付記事 Fujifabric International Fan Site 「小室浅間神社 流鏑馬祭り 2011」

今年も山梨日日新聞WEB版にて、今年の例大祭の様子が動画で見られます。
雨があがって良かったですね!

ブログ形式の面白い記事もあります。
山梨のなう 山梨情報ぶろぐ 神事としてのやぶさめ 小室浅間神社 流鏑馬祭り (富士吉田市)
昨年2011年の記事ですが、とても細かく出ていて興味深いものです。

吉凶占いの結果が、気になるところですね。富士吉田の皆さんにとって、良い一年になってくれるようお祈りしています。

今日の一曲は、「お月様のっぺらぼう」。
「あー ルナルナ お月様のっぺらぼう」
幻想的な歌詞に加えて、この音楽。病み付きになります。
今年も中秋の名月が近づいてきます。9月30日、雨が降らないといいな。


Tuesday 18 September 2012

Loftとフジファブリック パート2


今日のバンコク、久々に晴れております!貴重な晴れ間です!!長雨が上がったら、急に空が秋めいてきました。トンボとツバメが野原を飛び交い、乾季が近いことを教えてくれています。

昨日よりひき続き、今日も「Loftとフジファブリック」です。


フジファブリックは、Loftグループが運営しているレーベル「SONG-CRUX」出身のアーティストで、バンドの歴史を語るとき忘れてはならない存在です。
今でも根強いファンを誇る二つのミニアルバム「アラカルト」「アラモード」は、SONG-CRUX時代にリリースされたもの。

これだけでなんとなくLoftがどういう感じなのか、伝わってくるような気がしませんか・・・?!


LoftのHPはこちらです。
Rockin' Communication 新宿 Loft
FOOD&DRINKでは、志村君おススメのオムライスもありますね!



フジファブリックを原点から知る方が、Loftの樋口寛子さんです。
樋口さんは、Loftから数多くのバンド(フジファブリック、メレンゲ、音速ライン、nobol等)を世に送り出してきました。
Twitterでは樋口寛子さんのお名前で、また「スタッフHのブッキング制作・企画ブログ」と題してブログもしていらっしゃいます。
スタッフHのブッキング制作・企画ブログ

ファンの皆さんの中にはご存知の方も多いと思いますが、志村君が亡くなってすぐの日付、2009年12月28日に樋口さんがお書きになった記事をご紹介させて頂きます。
只純粋に音楽が大好きで、ひたすら音楽をやりたかった志村君。目をキラキラさせてギターを持っている志村君の姿が目に浮かぶようです。
2009年12月28日 私の青春 ゼロ年代 

2011年12月に開催された「志村正彦展」に関する記事も、とても温かいもので、胸がいっぱいになります。
2011年12月25日 志村正彦展 富士吉田

このほか、ブログ内検索で志村君を検索してみると、多くの記事が出てきますのでご覧になって見て下さい。
私の手元にあるRooftop(Loftプロジェクト発のマガジン)は、「アラカルト」と「アラモード」がリリースされた時のインタビュー記事が主なのですが、その他「フジファブリック コーナー」と題した特設コーナーで自主企画(『倶楽部AKANEIRO』など)、ライブインフォメーションや、昔のフジファブリックのオフィシャルHPアドレス(旧 フジファブリック オフィシャルHP 移転済みです)の紹介、チケット情報などなどが、お知らせされています。

関係者のコメント付きの「メレンゲ/フジファブリック 新宿ロフト&下北沢シェルター 出演履歴」は、当時の面影を知ることのできる記事ですので、ぜひご覧になってみて下さい。
メレンゲ フジファブリック 新宿Loft&下北沢シェルター 出演履歴 
ちなみに下北沢SHELTERも、Loftグループです。

最後に、新宿Loftでの縁がきっかけで、後に大親友となったメレンゲ クボケンジ君と志村君の対談を二つ併せてご紹介したいと思います。

Rooftop 2004年11月15日付 メレンゲ×フジファブリック ヴォーカリスト対談 クボケンジ(メレンゲ)×志村正彦(フジファブリック)

Rooftop 2009年11月 原点に戻って改めて見える景色 クボケンジ(メレンゲ)×志村正彦(フジファブリック)

奥田民生さんがきっかけで、志村君が音楽の世界に入ったように、フジファブリック 志村正彦に影響を受けて音楽の世界を志す若者たちが、これからきっと出てくることでしょう。そんな彼らにとって、Loftと樋口さんの存在は、心の拠り所となるに違いありません。

志村君の、フジファブリックの原点、Loftです。

今日の一曲は、「アラカルト」から「線香花火」。

「線香花火のわびしさをあじわう暇があるのなら 
最終列車に走りなよ 遅くは 遅くはないのさ」

夜のしじまに揺れる線香花火の火。あのわびしさは、どこからくるのでしょうね・・・。

Monday 17 September 2012

Loftとフジファブリック


今朝のタイ バンコク、所々道が水没しております。雨が降り続き、今年も洪水になるのかとドキドキする毎日です。
昨年洪水が発生した地域(我が家のある地域も含む)では、ヤスデが異常発生し、ジメジメ気分が余計どんよりとなっています。

「Clock」の一節、
「晴れなら気分良好 雨なら逆に下降 
天気に左右上下 振り回されちゃうよ」

本当にそうだな、と思います。


さて、気を取り直していきましょう!


今日はるーふとっぷ瓦版(2003年8月号)の記事からです。

Rooftopとは、皆様ご存知のようにLoft Project発のマガジンです。ウェブ版もあります。
Rooftop

「フジファブリック」でウェブ内検索をすると、2004年11月に行われたメレンゲ クボケンジ君と志村君の対談など、懐かしい記事も色々でてきますので、ご覧になって見て下さい。

フジファブリックを語るとき、Loftの存在を忘れることはできません。
ご存知の方も多いかと思いますが、フジファブリックはLoftグループが運営しているレーベル「SONG-CRUX」出身のアーティストだからです。

志村日記などにもちょこちょこと出てくる新宿Loftに関する記事(他のバンドのライブを見に行った、おいしい食事などなど)を読むと、Loftが如何に特別な場所だったかが伝わってきます。

ファンにはお馴染みの「赤富士通信」も、元はと言えばSONG-CRUX時代に、フジファブリックと樋口寛子さんが一緒に立ち上げ、毎月発行していたものでした。

今日ご紹介するLoftグループフリーペーパー「るーふとっぷ瓦版」2003年8月号、ページの上半分がフジファブリック、下半分がメレンゲと使われております。
フジフジ富士Qで「今日出演バンドの中で、フジファブリックと一番古くからの付き合いがあるのがメレンゲです。」と紹介されていた通り、こんな昔から紙面を同じくして一緒に活躍していたのですね。



2003年7月11日(金)にはタワーレコード新宿店にて、7月13日(日)にはタワーレコード大阪店にて、2ndミニアルバム「アラモード」インストア・ライブが行われました。その様子を志村正彦君と「レーベルスタッフ H」こと樋口寛子さんが書いています。

志村君によるレポートと樋口さんの書くレポートが、絶妙でおもしろい!!
引用させて頂きます。

2003年7月11日(fri)@タワーレコード新宿店
まず一日目のタワレコ新宿店のインストアにはとてもたくさんの人が来てくれて驚きました。リハーサルから見に来てる方もいたりして、とても緊張しました。ただ、内容の方が良くなく悔しかったので、また新宿店でインストアをやってリベンジしたいです。終わった後は、延々と続いていくサイン会に驚きました。買って頂きありがとうございました。(志村)

人の多さに樋口さんも、びっくりしたと書いています。そんなお客さんの姿を見ていたら、徹夜作業で苦労したこともすっかり忘れ、喜ばしい出来事だったと印象深そうに締めくくっています。


そして7月13日(sun)@タワーレコード大阪店

遂に来ました大阪・梅田店。東京を深夜1時に出発し、道が空いていたので、9時過ぎには到着しました。11時にタワレコ・インストア会場に入れたのですが、少し遅れたほうが大物っぽいかなぁと思い、13時に入りました(笑)。ライブの内容ですが、新宿店での反省も含めて頑張りました。良かったと思います。大阪も本当にたくさんの人が来てくれました。また宜しくお願い致します。(志村)

樋口さんによると、この頃のフジファブリック、睡眠時間もろくにとれない連日過密スケジュール。それでもライブになるとテンションが上がり、いろんな意味で「フジファブリックは強くなった」と言っています。久々にフジの生音が聞けると、リハの時から店内がワサワサしていたのと、早めに着いた一行皆でファーストフードで朝食をとったのが、スタッフとして印象的だったそうです。



その後、2003年8月7日(木)、新宿Loftにて行われた「フジファブリック セカンドミニアルバム『アラモード』発売記念ライブ」と続くわけですが、ここでもメレンゲがゲスト出演しています。

Rooftopでのメレンゲの書くフジファブリックへのコメント、フジファブリックが書くメレンゲ バンド紹介も、素の言葉で楽しさ満載です。

フジファブリックのメンバーの誰がこのコメントを書いているかは不明ですが、
「ドラムの山ちゃんさん(この「さん」をつけるところが、志村君っぽいなぁと私は思うのですが・・・)は、男の中の男」
「ベースのツヨシさんは酔っ払うと手が付けられない」
といった後で、
「クボ氏については敢えて何も言いません・・・。メレンゲの音楽は素晴らしいと思うのですがね・・・。」。

これに加えてRooftop2003年7月号、志村正彦君とクボケンジ君、大森元気君(残像カフェ)の3人が、「アラモード」発売記念ライブにあたってしている対談もおもしろい!


Loft発信の情報を見て感じるのは、志村正彦という人は只々純粋に音楽が大好きで、音楽をしていたかった人だったんだな、ということです。インディーズ時代は、きっと肉体的にも経済的にもとてもハードな時期だっただろうと察しますが、どの記事を読んでもキラキラ光り輝いている志村君がいます。

亡くなる1ヶ月ほど前の2009年11月12日、新宿Loftにて「SHINJUKU LOFT 10th Anniversary~Premium Live Event 2009 原点回帰~」に他のバンド多数と出演しているフジファブリックですが、その模様は樋口さんのブログをご覧下さい。
輝いています。

スタッフHのブッキング制作・企画ブログ 「無事終了しました」2009年11月13日付


今日の一曲は、「アラモード」から「花屋の娘」。
2004年4月13日、新宿Loftで行われたライブです。

いまだに根強い人気を誇る、フジファブリック感炸裂の曲です。歌詞の奇抜さが注目を浴びがちですが、各楽器の奏でる音と志村君の声に耳を傾けてみませんか。
全然違った魅力が溢れているのに気付かされ、フジファブリックの音楽の深さに打ちのめされます。

Wednesday 12 September 2012

2012年 富士山初冠雪


今日は違う記事を書いておりましたが、「富士山 初冠雪」のニュースが入ってきたので、急遽変更です。

MSN産経ニュース 2012年9月12日 「富士山が初冠雪」

平年より、18日早いのですか。
毎日暑いと思っていても、季節は確実に変わっていきます。

「日中は暑くても、朝晩が涼しくて、吉田の秋ですよ。」と、つい先日、富士吉田のお知り合いから便りが届いたばかりでした。

「富士吉田 富士山初化粧宣言」でたのでしょうか。

個人的には、山日の写真の方が好きなので、併せて載せておきます。富士吉田の初秋が匂うような、いい写真です。

山梨日日新聞 2012年9月12日付 「富士山が初冠雪」

こちらの富士山ライブカメラからも、運が良いと初冠雪が見られるかもしれません。

富士五湖テレビ 富士山と富士五湖の観光情報局 富士山ライブカメラ


夏は夏で、また秋は秋で大好きな私なのですが、この夏の終わりから秋にかけては、なぜか無性に淋しくなる季節であります。
この言葉にできない寂しさはなんなのでしょうね。


そこらじゅうでうるさいぐらいに鳴いていたセミたちが、ふと気が付くとずいぶんまばらに鳴くようになっている。乾いたセミの死骸が熱風に吹かれ、道に転がっている。
夕暮れ時外へ出て、「ずいぶん日が短くなってきたな」と気が付き、夜になると長い間なりを潜めていた虫たちの声が、ずいぶん賑やかにきこえてくる。

夏の終わりです。

今日の一曲は「虫の祭り」。
夏の風物詩である祭りや花火の賑やかな風景を、秋の虫たちの声を表現するために使う志村君。このコントラストがなんともいえない。「赤黄色の金木犀」とのカップリング曲ですが、フジファブリックの生んだ名曲の一つだと思います。

やはり天才ですね、志村君。

次回の記事は、「アラモード」についてです。