Sunday, 16 April 2017

忠霊塔 桜まつり

3月30日、甲府地方気象台より桜の開花が発表(2017年3月31日/山梨日日新聞/社会)されてから、半月がすぎました。甲府では6日に桜の満開が発表され、今日16日は25℃を越す夏日となりました。春を通り越して、一気に夏になったような陽気です。

一方、富士吉田ではやっと桜が咲き始めたばかりです。
例年ですと、富士吉田では4月中旬頃に見頃を迎えるのですが、今年は桜の開花が遅くなっています。高低さのある山梨県では、ほぼ一ヶ月もの間、桜が楽しめるというわけです。るるぶ.com 山梨県の桜・お花見スポット
忠霊塔こと新倉山浅間公園では、4月8日から16日まで、桜まつりが開催される予定となっていましたが、桜の開花が遅れた影響から、23日まで延長されることとなりました。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。新倉山浅間公園 桜まつり 昨日の時点で、忠霊塔では一分~二分咲き程度との報告を受けています。

富士山、桜、五重塔という日本でも中々お目にかかることのできない風景を一目みようと、国内外から大勢の観光客が訪れるこの季節。「いつもの丘」に静けさが戻るのは、まだ先のようです。

今日の一曲は、「桜並木、二つの傘」です。今日はエフエムふじごこの「ウェルカムサンデー」と「路地裏の僕たちでずらずら言わせて」で、計二回、この曲が流れました。シングル曲と比べ、公共の電波で放送される機会の少ないB面が20分の間に二度聴けたのは、とても嬉しい出来事でした。

桜並木に二つの傘が 綺麗にコントラスト

情景が、鮮やかに目に浮かびます。
でも、

街に舞い散った花びら 
踏みつぶして歩く

ようになるのは、いつもこんな雨の後なのです。

Monday, 16 January 2017

「お母さんの声は金の鈴」 椋鳩十

今季初の大寒波到来により、寒い日が続いているときいておりますが、みなさまはいかがお過ごしですか。富士吉田の今日(2017年1月16日)の最低気温が、マイナス10度予想!旭川や青森、秋田より寒いなんて、山梨県は本当に寒暖の差が激しい地域だな、と思います。

今日は最近読んだ本の中から、感じたことをひとつ。

先日、椋鳩十著「お母さんの声は金の鈴」(あすなろ書房 1990年)という本を読みました。

椋鳩十さんの名前をきいて、「大造じいさんとガン」のお話をすぐに思い出す方も、フジファブリックファン世代には多いかと思います。大造じいさんとガン
小学5年生の国語教科書に、ずいぶん昔から載っている有名なお話です。甲府市、富士吉田市など山梨県下にある公立小学校では、光村図書出版の教科書が主に使われていますので(山梨県内使用教科書 山梨県内使用教科書 小学校)、おそらく志村君も小学校5年生の時にこのお話を読んだと思われます。

「楽しく、感動ぶかい思い出とともに植え込まれた母の声は、いつまでもいつまでも、金の鈴のごとく、美しい声として、心の中に鳴り続ける」

そのように語る椋鳩十さんが行った晩年の講演、および資料を中心に編集されています。

この本の中で、椋さんが人間の情緒について語っている箇所があります。読んだ瞬間に志村君のことが頭をよぎったので、ここで紹介させて頂きます。昨今では入手困難な本なので、長文にて引用致します。

情緒について
 人間の情緒、このあいだ、たんぽぽが咲いているのを見て、ああ、もうたんぽぽが咲いた、いいなあと思った。
 花が咲くのが何がいいのか、花が咲くのはあたりまえだという人もある。
 夕焼けが美しいなあ、そう感じる人と、夕方になって空が赤くなるのがあたりまえだという人と。
 人生、情緒がなかったらわびしいですよ。
朝のみそ汁にひょいとナスなどが入っている。ハア、秋になったなあ。あるいはナスの、あの紫紺の漬けものをみて、ああ、きれいなナスだと思って食べるのと、なんだ、漬けものはしょっぱいのがあたりまえだと思って食べるのと、朝のお膳に向かったときの気持ちが違いますねえ。三つ葉がちょっと入っているのをみて、ああ、いい三つ葉だというのと、何も感じずズルズル吸ってしまうのと、違いますねえ。
 秋になると、秋の松茸ごはん、春になったら野の山菜。季節季節によっていろんなものがお膳の上にのぼってくる。
 壷中に四季あり。壷の中に四季があるように、座っていても四季の変化がある。台所から四季の変化が出てくる。春になったら春のものが、夏になったら夏のものがひょいとお膳を飾る。
 秋になったら栗めしが出てくる。なんかしらんが、春秋の爽やかさが部屋にすうっと入ってくる。
 そういう家庭生活と、年中、豆腐とねぎのみそ汁ばかり食わされているのと。壷中に四季あり、じゃない。壷中に豆腐ありだ。(笑)
 こういう情緒、人を憐れむ気持ち、これも情緒だ。
 人を愛する気持ち、これも情緒だ。
 自然を見る心、これも情緒だ。
 日常生活の中にフワッと木犀みたいな匂いが立ちのぼってくるという日常生活のあり方、こういうのも情緒ですねえ。
こういうのは、何を見、何を聞き、何を読んだか、こういうものが重なり重なり重なって、ひとつの美しい情緒になるんです。

この本は1991年に発行されましたので、椋さんが講演会で語ったのは少なくとも1991年か、それ以前と考えられます。それにも関わらず、「夕焼け」「木犀(金木犀と銀木犀の総称)」など、フジファブリックの楽曲を思い起こさせる言葉がこの短い文章の中にもいくつか出てきます。

次回に続きます。

今日の一曲は、「黒服の人」です。
「今の厳しい寒さの中、聞いたら情緒があるだろうな。」と暑いタイで想像を巡らせています。(31:45から「黒服の人」が始まります。)


Sunday, 1 January 2017

2017年新春 あけましておめでとうございます

新年

あけまして おめでとうございます

みなさまには、穏やかなお正月をお過ごしのことと思います。

昨年はブログを通して、また路地裏の僕たちの活動を通して、ファンの皆様と交流をもつことができましたこと、とても嬉しく思っております。メールを下さった方、直接声をかけて下さった方、こちらからお声をかけさせて頂いた方、どうもありがとうございました。

志村正彦さんが不在となってからの年月など関係ないかのように、フジファブリックと志村君の活躍が大変目覚しく、メディアでも度々取り上げられた2016年でした。

今年もフジファブリック、志村正彦さんとフジファブリックの音楽が日本中、世界中の大勢の人達に注目され、音楽の素晴らしさが心に響きわたる年となりますように。

そして今年一年がみなさまにとって、明るく楽しく幸せいっぱいの年となりますように、心よりお祈りしております。

拙いブログではありますが、精一杯頑張っていこうと思います。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

2017年
元旦

新年最初の曲は、「ムーンライト」です。

「今日はなんか不思議な気分さ
大きなテーマを考えたいのさ」