Friday 24 December 2021

12月24日をむかえて

 今年も、12月24日を迎えました。


フジファブリックファンの中には、クリスマスイブで華やぐ街を見ながら、複雑な思いで今日という日を過ごされる方も多いのではないでしょうか。


今年も、志村正彦さんは大躍進をとげました。

高校音楽の教科書に「若者のすべて」が採用されたこと。

高校国語の副読本に「桜の季節」の歌詞が採用されたこと。

富士吉田市「文化芙蓉賞」を受賞したこと。

富士急行線下吉田駅で、「若者のすべて」と「茜色の夕日」が列車接近音として流れるようになったこと。


どれをとっても大変嬉しく、誇らしいニュースばかりでした。

路地裏の僕たちのみんながラジオでも言っていた

「まーくん、偉人だね!」

の言葉に集約されています。ロックというジャンルを超え、世代を超え、みんなに愛される楽曲の素晴らしさが、改めて評価されたのだと思います。フジファブリックは、2004年4月14日にメジャーデビューしました。2009年12月24日というバンドの運命を変える日を経ても、時は止まることなく、志村君の諸々はずっと続いています。

「これからなんですよね、真価が問われるのが」

「FAB BOOK」(角川マガジンズ 2010/06/01)の表紙に書かれている志村君の言葉です。

ご本人不在の中、途切れることなく、常に何かが動き続けていた12年間。そして、2021年、コロナ禍にありながら、まさに「真価」が評価された年だったのではないでしょうか。

2022年には、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。楽しみですね!

今日の一曲は、「茜色の夕日」です。今年は夕方5時のチャイムだけでなく、下吉田駅のホームでも響いています。



Wednesday 22 December 2021

富士急行線・下吉田駅の列車接近音を地元出身のロックバンド「フジファブリック」の楽曲に変更

 

(2021年12月12日 カズ君撮影)

本日、2021年12月22日(水)より、富士急行線・下吉田駅の列車接近音が、「フジファブリック」の楽曲に変更されます。フジファブリックの代表曲「若者のすべて」と、志村君の思い入れが強い楽曲として知られる「茜色の夕日」が選曲されました。


列車接近アナウンスの後に40秒ほど各楽曲が流れます。

①「若者のすべて」河口湖方面行き (1・2番線共通)

②「茜色の夕日」大月方面行き (1・2番線共通)


ご本人の声がそのまま流れる列車接近音は、全国的にも大変珍しいそうです。

また、下吉田駅のホーム上には、志村正彦さんのプロフィールや楽曲の紹介を記載したパネルが常設されるほか、オリジナルデザインのヘッドマークとポスターを掲出した列車も(2021年12月22日(水)~1月10日(月祝)の20日間限定で運行されます。


詳しくは、こちらをご覧ください。富士急行 志村正彦特設サイト


関係者による除幕式が行われた後、15時より、いよいよ列車接近音が流れます。

志村君の愛した地元の駅で、毎日フジファブリックの曲が流れることは大変晴れがましく、喜ばしいことです。


志村君の同級生、渡辺千春さんが「電車の接近音を、フジファブリックの楽曲にしたらどうだろう」と思い立って下さったこと。フジファブリックの楽曲が教科書や副読本に選ばれたことをはじめ、地元の高校生の活動など、世の中がフジファブリックの楽曲の真値に気付き始めたこと。

たくさんの「偶然」と「奇跡」がありました。

富士急行社員の皆様はじめ、企画に携わった方々が決してあきらめることなく、コロナ禍にありながらも数々の難関を乗り越え、「すべての人の心に響く、志村正彦さんの歌声・音楽が、この先もずっと在り続けるように」との願いを込めて、実現にこぎつけて下さいました。心から感謝しております。ありがとうございます。


そして志村君、下吉田駅デビュー、おめでとうございます。ご本人不在の中、大躍進の1年でした。これからもきっとファンを飽きさせることなく、活躍し続けてくれることと思います。

ファンの皆様、クリスマス明けには厳しい寒さが予想されます。(天気予報は、こちらをチェック 富士吉田市の10日間天気)いらっしゃる際には、ぜひ防寒対策をしっかりなさって、駅や街中では路面凍結に注意をし、富士吉田の旅を楽しんで下さい!

富士吉田市防災無線 夕方5時のチャイム変更のお知らせ

今年も富士吉田市の防災無線、夕方5時のチャイムが期間限定で、フジファブリック「茜色の夕日」に変わります。 

 日時:2021年12月21日(火)~27日(月) 夕方5時 
場所:富士吉田市内 各所 
変更内容:夕方5時のチャイムの音が、富士吉田市出身のミュージシャン、フジファブリック志村正彦さんの曲「茜色の夕日」に変わります。

 今年もこの季節になりました。 ここ最近、山梨では寒い日が続いているようですが、皆様、防寒対策をしっかりして、富士吉田にいらしてください。

Monday 15 November 2021

富士吉田文化振興協会 第24回 芙蓉文化賞 フジファブリック 志村正彦さん受賞

2021年11月11日(木)16時、富士吉田市富士五湖文化センター(市民会館)にて、芙蓉文化賞の授賞式が行われました。
~芙蓉文化賞とは~ 一般財団法人富士吉田文化振興協会設立の 主旨に基づき、富士北麓地域において特に 優れた文化的業績を挙げ、広く国内外の評価 を受けて活躍中の個人または団体を顕彰し、 この地域の文化向上に資することを目的と して平成7 年に制定する。(一般財団法人富士吉田文化振興協会 「芙蓉文化賞」引用)
志村さんが不在の12年を経てのこの度の受賞が、「今」を点として見てしまいがちな現代の私達に、大切なメッセージを伝えてくれているように思います。 活動中のバンドでさえ、次々と転落し、消えていってしまう厳しい音楽の世界。フジファブリックというバンドが継続する一方、志村さんご自身も、楽曲自体も、そのままの姿で存在し続けてきました。

なぜ今、「若者のすべて」が教科書に選定され、志村正彦さんが芙蓉文化賞を受賞するのか。それはやはり、志村正彦さんのもつ、一人の人間としての魅力と卓越した才能、そして楽曲のもつすばらしさが、世間から少しずつ評価され始めてきたからなのだと思います。 

 フジファブリックとして活動していた2004年から2009年の5年間を含む29年という人生で、志村さんはひたむきに、努力をおしむことなく、全身全霊で楽曲を作りました。何もかも忘れて音楽に打ち込む純粋さ、音楽と向き合う真摯な姿勢は、志村さんを語る際に忘れることができない魅力です。そのようにして作られた楽曲は、「本物」だけがもつ光を放ち、12年という時間を越えて今でも輝き続けているのだと思います。 

 「まっすぐな気持ちと、本物は人の心を打つ。」 それに尽きると思います。 地元を愛した志村さん。今度は地元が志村さんに何がしてあげられるのでしょう。考えずにはいられません。

Saturday 10 July 2021

富士急行線下吉田駅 列車接近案内メロディー フジファブリック楽曲に変更のお知らせ

今日は皆様に、素晴らしいお知らせがあります。

志村正彦さんの故郷、富士急行線「下吉田駅」にて、フジファブリック「若者のすべて」「茜色の夕日」が列車接近曲として流れることとなりました。志村正彦さんの歌声が、オリジナル音源からそのまま使用されるという、全国初の試みです。今夏の実施に向けて、着々と準備中。随時情報公開をしていきます。

詳細は、各サイトをご覧ください。

富士急行ホームページ:富士急行線 公式ホームページ

フジファブリックオフィシャルサイト:フジファブリック Official Website


列車接近メロディーは、列車接近案内音ともいわれ、列車接近・通過時に列車が接近することを知らせる音・メロディーのことです。一日に大月行き33本、河口湖行き33本、計66本の列車が、下吉田駅から発着します(平日・土休日 2021年7月10日現在)。それに伴い、1日に66回、フジファブリックの楽曲がホームに流れ、自然と利用客の皆様の耳に入るようになります。また下吉田駅は、同バンド曲「浮雲」の舞台となった新倉山浅間公園(愛称、忠霊塔)の最寄り駅としても知られ、桜や夏の富士登山の季節には多くの観光客がこの駅を利用します。下吉田の街を訪れる日本人・外国人の皆様が、フジファブリックの音楽と出会うきっかけにもなります。


志村さんの母校、富士吉田市立下吉田第一小学校から徒歩5分という場所に下吉田駅は位置し、まさに志村少年のホームグラウンドといえる下吉田駅周辺。駅前の広場に立って周りを見回すと、この街が四方を山に囲まれた土地柄であると実感すると共に、フジファブリックの楽曲が次々と頭に浮かんできます。

自家用車で移動することが多い山梨県民にとって、電車を利用する機会はそれほど多くありませんが、年に一度だけ、富士急行線が地元民でごった返す日があります。それは河口湖湖上祭が開催される8月5日です。この日は、河口湖方面行きの電車が増便されますが、それでも電車内はすし詰め状態。花火と共に甦る、満員電車の思い出です。

下吉田駅の駅舎は2009年7月に改築されたため、おそらく志村さんの思い出にある駅舎は改築前の古い駅舎であったのではないかと思います。新駅舎で日々響くようになる志村さんの歌声は、富士吉田に還った志村さんの新たな歩みを象徴している気がしてなりません。



Monday 24 May 2021

新日本風土記 フジファブリック「桜の季節」と志村正彦さんが、取り上げられました

志村正彦さん関連の番組が、過去に数度、NHKで製作されたことがありますが、この度、再び「新日本風土記」という番組で、フジファブリック「桜の季節」と志村正彦さんが取り上げられることとなりました。詳細は、以下の通りです。

チャンネル・放送日時:2021年5月28日(金)午後9時から10時半(90分)「新日本風土記 スペシャル さくらの歌」

NHK BSプレミアム   新日本風土記 スペシャル「さくらの歌」


この番組は、NHKワールドプレミアムでも放送予定で、世界の100以上の国・地域の役2,000万世帯で視聴することができます。タイでは日本と同日、5月28日の23:15から29日の0:44(バンコク時間)の放送となっています。番組表については、お住いの地域のNHK ワールドプレミアムでご確認ください。


昨年に引き続きコロナ禍の元、ソーシャルディスタンスを守りながらのお花見で、あまり桜の風情を感じることができぬまま、季節が過ぎてしまった方々も多かったのではないでしょうか。海外に住む日本人は帰国することもままならず、桜前線のニュースをみながら故郷の桜に思いを馳せていた春でした。

昨今の国内・世界状況を背景に、新日本風土記が「さくがの歌」を取り上げ、フジファブリック「桜の季節」が数ある桜を歌う曲の中から選ばれたことをファンとして誇らしく思うと共に、大変感慨深く感じます。

長い冬の後、美しく咲いたかと思えばほどなく散ってしまう桜に、日本人は人の一生を重ね合わせ、その散りゆく姿に美を見出してきました。四季の移ろいに諸行無常を感じ、世の儚さと切なさを1,000年のもの間、桜の花に託してきた日本人の美意識が、フジファブリック「桜の季節」には表現されています。また、この楽曲の作詞・作曲を担当したフロントマン、志村正彦さんの29年の人生にも、桜の花を愛でる日本人の心が集約しているような気がします。バンドのデビュー作であり、四季盤 春を担う「桜の季節」。

この曲を知っている方も、まだお聞きになったことがない方も、聴いて頂きたい一曲です。番組を通して、世界の皆様に志村さんの思いが届きますように。



Friday 1 January 2021

エフエムふじごこ 「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて」 新春特番のお知らせ


エフエムふじごこで毎週日曜日、14時より放送されている番組「鶴信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて」。志村正彦さんの同級生が中心となって作られた地元有志の会「路地裏の僕たち」がパーソナリティーとなり、志村正彦さんやフジファブリック、思い出や関連イベントなどについてお話する30分です。


毎年、恒例となりました新春特別番組のタイムテーブルをお知らせいたします。なかなか外に出ることが難しい今年のお正月ですが、路地裏の僕たちメンバーのトークで盛り上がって頂けたらと思います。エフエムふじごこ 年末年始の放送について


1月1日(金) 

午後1時~午後2時

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~新春1時間スペシャル!~」

午後2時~午後6時

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~Season5~」 再放送(第13回~第20回)

 

1月2日(土)

午後1時~午後2時

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~新春1時間スペシャル!~」

午後2時~午後6時

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~Season5~」再放送 (第21回~第28回)

 

1月3日(日)

午後1時~午後2時

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~新春1時間スペシャル!~」

午後2時~午後5時30分

「都留信用組合プレゼンツ 路地裏の僕たちでずらずら言わせて~Season5~」再放送 (第29回~第35回)

 ※『路地裏の僕たち新春スペシャル』3日間、同様の内容になりますので、ご了承ください。


路地裏の僕たちメンバーの皆様、昨年はお疲れ様でした。また今年も、楽しいお話をきかせてください。楽しみにしています。


2021年 謹賀新年 あけましておめでとうございます


フジファブリックファンの皆さま

あけましておめでとうございます

今年は明るい笑顔あふれる、元気いっぱいな年になりますように

世界中の皆様に、フジファブリックの素晴らしい音楽が届きますように


心よりお祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせて頂きます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


Fujifabric International Fan Site

杉山


カズ君、2021年元旦 富士吉田市にて撮影
いつもたくさんの写真を提供下さり、ありがとうございます