Wednesday 19 February 2014

山梨県 豪雪被害に関する情報 続報

フジファブリックファンの皆様

前回のブログ記事に対して、豪雪お見舞いメールをファンの方々から頂きまして、どうもありがとうございました。

皆様の温かいお気持ちに、頭が下がる思いです。
謹んでお礼を申し上げます。


山梨県の現状を、ご報告いたします。


中央線は、高尾から小淵沢間の上下線で運転が再開されました。

中央自動車道も八王子ICから諏訪ICまでの上下線が開通したため、鉄道・高速道路共に東京や隣接県とも行き来ができるようになり、5日ぶりにやっと「陸の孤島」から脱することができました。

そうはいいましても、依然、中央道富士吉田線は通行止めですので、富士吉田へ行くには一度甲府を通過して御坂みちを通ってのルートが、主要となっております。

雪に覆われ、路面凍結した御坂峠を越えるのは・・・、困難を極めます。
公共の交通機関では富士急行のバスが、甲府から富士吉田間の上下線とも運行中ですので、こちらをご利用下さい。



富士吉田から入った情報によりますと、市内の小学校中学校の全学年は、今週一週間休校措置となっています。

住民の方々が必死で雪かきをしておりますが、日中の最高気温が3℃前後なので雪が早々融けることはなく、夜になると氷点下7、8℃まで下がるので、融けた雪が凍結してしまうのです。

そのため通学路にあるような小さな道は除雪がなかなか進まず、市民生活を困難にしております。

物流も通常とは程遠い状況で、燃料不足が深刻化しているため、東部・富士五湖地方では(富士吉田市も含め)灯油の売り切れが相次ぎ、給油も制限されています。

食料品薄は徐々に改善されつつありますが、野菜の値段は高騰し、パンやレトルト食品、カップ麺などが市内のスーパー等でも依然入手困難です。


そのような状態ですのでフジファブリックファンの皆様には、今しばらく富士吉田への旅を延期して下さいます様、お願い申し上げます。

通常に戻りましたら、いち早くこのブログにてお知らせ致します。
どうぞよろしくお願い致します。


そんな中、新潟県上越市の職員の方々が日本最強とうたわれる除雪車と共に、応援にかけつけてくれました!

甲府市などの幹線道路を中心に、除雪して下さっております。
一週間ほど滞在予定とのことで、とても心強いです。

新潟県の泉田知事、上越市の皆様、ご支援ありがとうございます。
感謝します。


また今朝は、ソチ冬季五輪のノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗選手が、大雪被害を受けた山梨県民に宛てたメッセージを寄せたという記事が、山梨日日新聞に掲載されました。


笛吹市の津軽三味線奏者 福嶋孝顕さんが、交流のある渡部選手からご自身のフェイスブックに届いたメッセージを、山梨日日新聞を通して伝えて下さいました。

記事を執筆したのは、志村正彦さんファンにはおなじみの沢登雄太記者です。

メッセージの全文が掲載されていますので、山梨の皆様、ぜひご覧になって元気を出して下さいね!

山梨日日新聞 「雪を嫌いにならないで」 五輪「銀」渡部暁斗選手が県民へ励ましメッセージ 2014年2月19日(水)付 記事 


今日の一曲は、「笑ってサヨナラ」です。


Monday 17 February 2014

山梨の大雪情報


フジファブリックファンの皆様にお知らせ

メディアでも報道されています通り、2月14日、記録的な大雪に見舞われた山梨県内は甚大な被害を被っております。

志村正彦さんの故郷、富士吉田市では145cm、県庁所在地であります甲府市でも114センチの積雪量を観測しました。
日中の温かい日差しのおかげで雪解けが進み、16日午後6時半現在は甲府57cm、河口湖111cmとなりましたが、いまだ各地で多くの雪が県民の行く手を阻んでおります。

また日が沈むと温度は一気に氷点下へと下がるため、路面は凍結してしまいます。


他県の皆様にはあまり知られていないのかもしれませんが、もともと山梨県というところは雪が多く降る土地柄ではありません。

1894年に気象庁が観測を始めて以来、甲府市の最深積雪量は54cmで、今回はその倍近くの雪が一日で降ったことになります。

富士吉田など富士北麓は、甲府より雪が降りやすい地域ではありますが、ここまでの大雪は前代未聞の大事件です。

雪に慣れていない地域に、これほどの雪が降ったことが惨事につながっているのです。



四方を山に囲まれた山梨県。

少々の悪天候でも他県と繋がる高速道路や鉄道各線が麻痺する土地ですが、いまや完全に県境は途絶され「陸の孤島」と化しております。

山梨から出るのも、入るのもできない情況です。

いまでも県内を走る中央線の車中には、900人が取り残されていますし、孤立無援の地区も多くあります。


山梨県の皆様、謹んで大雪お見舞い申し上げます。

新聞の配達に遅れが出ておりますが、山梨日日新聞社では紙面の一部をWEB上で閲覧できるようになっております。毎日午前零時まで無料で閲覧可能で、交通や避難所の情報、またスーパーの開店状況等の生活情報も豊富ですので、ぜひこちらをご利用下さい。

山梨日日新聞 WEB版

山日さん、お心遣い感謝します。

甲府市、富士吉田市の防災無線でもしきりに放送されていますが、山梨の皆さん、隣近所で力を合わせてぜひこの苦境を乗り切ってください!


今回の雪害に際してメールを下さったファンの皆様、どうもありがとうございました。

富士吉田市にいらっしゃる志村正彦君関係者の方々は無事だとの確認がとれましたので、ファンの皆様にお伝えいたします。

皆様の温かいお気持ちがとても有難く、富士吉田の皆様にもお伝え致しました。

この場をかりて、改めて御礼を言わせていただきたいと思います。

どうもありがとうございました。



高速道路、鉄道各線が復旧するのはいつになるのかわかりませんが、現地からの情報によりますと、富士吉田市内の幹線道路では重機が出て、除雪作業が徐々に進められています。

豪雪地帯ではないため、東北などにある「除雪車」といわれるものを、山梨県は保有しておりません・・・。


それでも北口本宮冨士浅間神社(上浅間)の前を通る国道等では除雪が進み、なんとか車が通行できる状態になりつつありますが、正彦君ゆかりの地である月江寺駅前や下吉田、下浅間神社、忠霊塔、志村家の菩提寺周辺の道路などは、いまだ1メートルを越す雪が積もっております。

そして、水曜日、木曜日には、山梨県にまさかの雪予報・・・。


県内に入る交通手段が確保されてからも、正彦君の思い出をたどる旅ができるようになるには、まだ時間がかかると思います。

フジファブリックファンの皆様。

春の雪解けまでとは言いませんが、もうしばらく富士吉田への旅は控えて頂けます様お願い致します。

現地からの続報を、このブログでも発信していく予定です。

皆様のご理解とご協力を、よろしくお願い致します。

今日の一曲は「黒服の人」。
富士吉田の雪の様子が、皆様にも届きますように・・・。


Wednesday 12 February 2014

祝! 「FAB BOX Ⅱ」「Live at 富士五湖文化センター」「Live at 渋谷公会堂」2014年4月16日(水)DVD 発売決定!!

フジファブリックファンの皆様

ご無沙汰しております。

気が付けばお正月が過ぎ、旧正月までが過ぎ・・・、今日まで新年のご挨拶が出来ずにいましたこと、大変申し訳なく思っております。

昨年末から家族が入院したりと私事が多忙を極めた上、実家でのネット環境が悪かったためにブログの更新が遅れましたこと、深くお詫び致します。

無事タイへ戻って参りましたので、これからは通常通り更新する予定でおります。

お休み中には読者の方々からご心配のメールを頂戴し、恐縮しております。力不足の私ですが、気にかけて下さる読者の皆様の存在に、元気をたくさんいただきました。

ありがとうございました。


改めまして・・・。

とても遅い新年のご挨拶ではありますが、フジファブリックファンの皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2014年が皆様にとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

今年の4月14日には、メジャーデビュー10周年を迎えるフジファブリック。
特別な年になりそうな予感ですが、フジファブリックの音楽の魅力を、日本の、世界の皆様に伝えていけるように頑張りたいと思います。


そして今日、記念すべきこの年の幕開けにふさわしい朗報が飛び込んで参りました!

「FAB BOX Ⅱ」「Live at 富士五湖文化センター」「Live at 渋谷公会堂(旧 C.C. Lemon ホール)」DVD発売決定のお知らせです!

詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。

Universal Music JAPAN フジファブリック 
フジファブリック オフィシャルサイト FAB BOX Ⅱ スペシャルサイト

「完全生産限定」として、2014年4月16日「FAB BOX Ⅱ」が発売されます。

「Live at 富士五湖文化センター」「Live at 渋谷公会堂(旧 C.C. Lemon ホール)」DVD二枚に加え、その他下記の特典(オリジナル手ぬぐい、オリジナル・ピクチャTシャツ、Special Photo Book)も含まれます。


[1] 10周年記念特別BOX仕様
[2] 「Live at 富士五湖文化センター」 DVD
[3] 「Live at 渋谷公会堂」 DVD
[4] DVD発売記念オリジナル手ぬぐい(富士五湖文化センターver.)付
[5] DVD発売記念オリジナル・ピクチャTシャツ(渋公ver.)付
[6] 「Live at 富士五湖文化センター」 SPECIAL PHOTO BOOK付
[7] 「Live at 渋谷公会堂」 SPECIAL PHOTO BOOK付
完全生産限定品ですので、予約はお早めに!


セット商品だけではなく、「Live at 富士五湖文化センター」「Live at 渋谷公会堂(旧 C.C. Lemon ホール)」、各DVDの単品販売もあります。

ファンのニーズやお財布の中身によって自由に選べるというところに、企画をして下さった方々のお気遣いを感じます。

それだけ多くの人にこの映像を見てもらいたいという企画者の心意気が伝わってくる企画であり、内容であります。


注目の各Liveのセットリストは、以下の通りです。

「Live at 富士五湖文化センター (TEENAGER FANCLUB TOUR 追加公演 2008年5月31日)」
<収録曲>
ペダル / 記念写真 / B.O.I.P. / Sunny Morning / chocolate panic / 桜の季節 / 唇のソレ / ロマネ / 線香花火 / 浮雲 / まばたき / 若者のすべて / 星降る夜になったら / 銀河 / TAIFU / Surfer King / TEENAGER / 茜色の夕日(En1) / 陽炎(En2)


「Live at 渋谷公会堂(旧 C.C. Lemon ホール)」
<収録曲> 
陽炎 / Sunny Morning / ダンス2000 / ムーンライト / 
お月様のっぺらぼう / サボテンレコード / 東京炎上 / 地平線を越えて / 
蒼い鳥 / ロマネ / 星降る夜になったら / 唇のソレ / Cheese Burger / Love / 
打上げ花火 / マリアとアマゾネス / モノノケハカランダ / TAIFU / 銀河 / 
茜色の夕日(En1) / 虹(En2) / Birthday(En3)



夢にまでみた富士五湖文化センターの凱旋ライブDVD。

今までシングル「Sugar!!」の付属DVDや「FAB MOVIES」の中で、数曲が視聴可能となっていましたが、この度「デビュー曲 桜の季節を始め、MCやアンコール含めた全19曲をノーカット完全収録」(Universal Music JAPAN ティーザーMovieより引用)。

最新の技術を駆使し、あの日の感動を臨場感溢れる音や映像と共に伝えてくれます。

当日、市民会館に行ったファンも行けなかったファンも、志村君が故郷に錦を飾ったあのライブをいつでも楽しめるようになるのです。

この日をどれほど待ち焦がれていたことでしょうか。

私と同様、「志村正彦ファンの間では伝説となっているこのライブを、一度観てみたい!」と思っていたファンも多いことと思います。

MCでご本人が言っているように、15歳でミュージシャンを志してから特別な思いでずっと目指してきた富士吉田市民会館でのライブ。

「富士吉田市民会館(富士五湖文化センター)でライブをする」
「初回で、ソールドアウトにする」
という二つの夢を同時に叶えることができた思い出の凱旋ライブです。

アンコール一曲目を飾った「茜色の夕日」。

富士吉田から上京してきてすぐに書いたという「茜色の夕日」に、志村君は特別な思い入れがありました。

「地方から上京してきて、春、夏と終わったんだけれどもそんなにいいこともなく、みたいな人って結構いると思うんです。僕がそうでしたから。で、僕はその時にいろんなすばらしい音楽を聴いて救われた、みたいなことがあったんですよね。だから、僕と同じように普通の大学生みたいな人が聴いても、この曲はひっかかるんじゃないかなって。ロックファンだけじゃなくて、普通の人に聴いてもらいたいと思ってたんです。」

2002年インディーズでリリースされた1stミニアルバム「アラカルト」、2004年プレデビューアルバム「アラモルト」、2005年シングル、また2ndアルバム「FAB FOX」にも収録され、実に3バージョンが存在するこの曲は、フジファブリックの代表曲の一つであり、云わば志村君とミュージシャンライフを共に過ごしてきた曲でもありました。

楽しそうにしている奥田民生さんをみて志した音楽でしたが、「楽しいことばかりではなかった。」ミュージシャン生活。

純粋に音楽が好きだったからこそ、苦労も多かったのではないかと察します。

志村正彦さんの喜びも、苦しみも、悲しみも、寂しさもみてきた「茜色の夕日」は、彼がこの世からいなくなった今もなお生き続け、富士吉田市の夕方のチャイムとなり、DVDとなり、彼が願ったようにロックファンに限らず皆の心に響き渡ることとなりました。


この企画を進めて下さった関係者の皆様、志村正彦ファンの一人として心からのお礼をお伝えしたいと思います。

DVDにして下さいまして、本当にありがとうございました。

素晴らしい音楽のみならず、「フジファブリック 志村正彦」が地元富士吉田でファン、メンバー、地元友人、親戚、ご家族、恩師に囲まれ「志村正彦」に戻った瞬間を伝えるこのライブ映像は、これから多くの人に彼の音楽と人柄を伝える貴重な記録になることと確信しております。

ずっとずっと、大切に聴きたいと思います。

ありがとうございました。