Monday, 26 August 2019

「FAB BOX Ⅲ 上映會」「志村正彦展 by 路地裏の僕たち」2019.07.06企画展レポート5

(前回より続き)

上映會当日の朝。

昨夜の雨の湿気を含むひんやりとした早朝の空気が心地よく、清々しい気分で御坂峠を運転していくと、富士見橋からみる富士山は、少しだけ頭を覗かせていました。新倉トンネルが出来たおかげで、甲府から富士吉田まで、45分程度で行けるようになりました。この10年で変わったことの一つです。志村君の知らないことがひとつふたつと増えていくのは、少し寂しいです。

市民会館に着くと8時の時点で、すでに会場駐車場にはファンの姿がありました。県外ナンバーも目立ちます。


路地裏の僕たちは8時半から、展示の最終チェック開始。

準備は完璧と思っていても、人員の配置、展示場所の変更など、直前になるといろいろなことがあるもので、あっという間に時間が過ぎていきます。

今回の企画展は、上映會のチケットが手に入らなかったファンの方々にも見て頂けるようにと、上映會入口と企画展入口を分けてくれました。

「何人ぐらいの方が来てくれるのかな。」
「待ち時間がどれぐらいになりそう?」

路地裏のみんなが話しています。

想像もつかぬ中、外を見てみれば・・・すでに長蛇の列!

上映會に並んでいるお客様だけでなく

企画展のために並んでくれているお客様も、大勢いらっしゃいます。


会場駐車場はみるみる満車になり、市民会館隣接の 駐車場までいっぱいになり、急遽、旧市立病院跡地を開放して、ご案内することになりました。
朝着いた時、駐車場に車が多いな―、人も多いなー、やっぱりファンの人達朝早くからすごいなーと思っていたら、実はこの日、デーモン閣下と岡本知高さんのライブ「悪魔の森の音楽会」のチケット発売日だったようで、並んでいる人もいました。富士五湖文化センター 路地裏メンバーも興味津々、チケット買おうかなーなんて話も出てました。「お前を蝋人形にしてやろうかー」byマシト隊長
「展示の準備が終わって、もう終わった気になっちゃったよ。」と、つとむ先生。すでにやり切った感に満たされていた路地裏の面々でしたが、開場時間になったため、企画展会場入り口に降りていきました。

大地讃頌を歌うのは恒例となっていますが、恥ずかしがり屋な路地裏メンバーは、建物の中で歌うつもりでしたが、展示会場では、並んでるファンの人に聞こえないということで、急遽外へ出ました。byマシト隊長
マシト隊長の呼びかけのもと、路地裏の僕たちの企画展前恒例行事、「大地讃頌」合唱がはじまります。

みんな携帯で動画撮ってるし、お恥ずかしいったらありゃしない。1番だけにしとけばよかったのに、2番まで歌ってしまって、長く感じました。やることすら知らないメンバーもいる中で、いつもどおりぶっつけ本番ですからね。うる覚えのなかで、何とかよく歌えたなーと。今度やる時は、ソプラノ、アルト担当がほしいので、ファンの人達も歌える人は一緒に歌いましょう!byマシト隊長

「大地讃頌、結構長いなぁ。」と隊長が、つぶやく場面も。
「ソプラノ~、女子~。誰か~。」
と呼ぶも、女子現れず・・・。同じく市内出身の長田さんは、
「大地讃頌、卒業式で歌ってないんで、よくわかりません。」とのこと。同じ市内の中学校でも、下吉田中学以外では、大地讃頌を歌わない中学校もあるということを初めて知りました。

さあ、いよいよ、はじまりです!

午前中は、上映會の午後の部を見るお客様や、企画展だけを楽しみにきて下さったお客様など、大勢の方がご来場くださいました。

路地裏の僕たちは午前と午後の部、二手に分かれて、上映會に参加させて頂きました。上映會の模様は、後日、改めて書かせて頂きます。

この日は特別にお昼の12時にも、「若者のすべて」がチャイム音で流れました。だいぞーさんが「やりますよー」と声かけしてくれました。

上映會の音と映像の余韻に浸り、胸がいっぱいでしたが昼食をとり、企画展会場に戻って外を見ると・・・、まだまだ長蛇の列!

余りお待たせしては申し訳ないとだいぞーさんとカズ君が相談し、急遽、山梨日日新聞に掲載された過去の記事「ときめきゾーン 芸能 フジファブリック 志村正彦 『富士』に還る」 (2010年6月22日から7月13日まで全4回連載)のコピーを並んでいるお客様に配り、待っている間に読んで頂くことにしました。カズ君いわく「回覧板方式」!9年前の記事ですが、まったく色褪せない素晴らしい内容の記事です。

数名のファンの方とお話させて頂きましたが、札幌、青森、埼玉、静岡、鹿児島、佐賀、福岡、熊本と日本全国、遠いところから山梨へ来て下さっていました。「有難いね。」と、路地裏のみんなで話をしました。


この日は、隣接している市立図書館でも、フジファブリックの音楽を流してくれたり、急遽、モニターに志村正彦君の写真のスライドショーを流したりしてくれました。



企画展会場出口では、河口湖湖上祭花火大会プロジェクトの協力金を募りました。(詳しくは、こちらの記事をご覧ください。2019年8月5日 「河口湖湖上祭花火大会 協力金のご報告」


志村正彦展に来て下さったファンの皆様へ、路地裏の僕たちから心ばかりの返礼として、志村君のポストカード(2009年10月23日 新宿厚生年金会館)、下吉田てくてくMAP 志村正彦編 2019年7月版 by MIUさん、湖上祭の冊子、富士吉田滞在中にお役立て下さるようにと富士吉田市のガイドマップ、吉田のうどんマップなどをお渡ししました。

ご来場いただいたファンの皆様には、「FAB BOX Ⅲ上映會」特別記念として、和紙バージョンのてくてくMAPをお渡しするつもりでしたのに、ちょっとした手違いから、何人かの方々に、白いコピー用紙に印刷した通常版のてくてくMAPをお配りしてしまいました。

申し訳ありませんでした。

午後の部の後半、私は出口で協力金を募っていましたが、ファンの方々が目に涙をためながら「企画展を開いてくれて、ありがとうございました。花火がんばって下さい。」と路地裏のみんなに声をかけて下さいました。

志村君が、フジファブリックの音楽が、今でも変わらず大勢の人に愛されていること。
昔からのファンに加え、この10年でもっともっとファンが増えていること。
志村君がいない今、富士吉田でそれに少しでも応えることができないかという、マシト隊長と路地裏の僕たちメンバーの気持ち。

それを毎回感じます。

「『若者のすべて』は、湖上祭の花火がモデルになっているのではないか。」と想像していた路地裏のメンバー達は、「若者のすべて」を湖上祭で流し、花火を打ち上げることで、志村君にみんなの思いを届けたいと思っていましたが、それがいよいよ現実になります。

外がだんだん薄暗くなり、夕方6時のチャイムの時間になりました。

建物の中で聴いたチャイムは、廊下の窓が開いていたせいか、鐘の音がカンカンカーンと一階の図書館から吹き抜けを通してよく響き、思っていたよりも大きな音で聞こえてきました。チャイムを聴きながら、初めて「若者のすべて」を聴いた時のことを、懐かしく思い出しました。フジファブリックとの出会いは「陽炎」でしたが、その後、「若者のすべて」を聴いて、情緒豊かな歌詞とメロディー、それと相反するように淡々と歌う志村君の声に、しゃくりあげて泣きました。音楽にここまで心動かされたのは、生まれて初めてでした。

あの時は、自分のふるさとに流れる夕方5時のチャイムを頭で描いていて涙したけれど、「若者のすべて」のメロディーが志村君のふるさと、富士吉田の夕方のチャイムになり、それを全国から集まったファンと志村君の同級生と聴ける日がくるなんて、なんという幸福でしょうか。志村君も自分の作った曲がチャイムになり、きっと誇らしく思っていることでしょう。


6時15分に最終のお客様をお迎えして、7時にはすべての展示品を撤収するという指示が、kazzさんからまわってきました。忙しい一日だったけれど、終わってしまうと思うと、急に寂しくなってきます。

大成功でこのまま終わって欲しい気持ち半分、このままかけがえのない時間が続いて欲しい気持ち半分。

最後のお客様がお帰りになると、一気に展示品の撤収です。しとしとと雨が降り出し、展示品を車に積み込む頃には結構な大降りになっていました。大切な品々が濡れると困ると憂慮しましたが、志村君の大きな写真は防水シートにくるまれ、雨に濡れずにすー君と共に志村家に帰宅。ほかの展示品も、路地裏のみんなの手によって濡れることなく、お家に帰って行きました。


今回の企画展も、無事終えることができました。
全国から足を運んでくださったファンの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。ご来場いただいた皆様の良き思い出として、心に残ってくれましたら幸いです。

5回にわたり書いてきました企画展レポートも、これで終わりです。お読み頂きありがとうございました。

Tuesday, 20 August 2019

「FAB BOX Ⅲ 上映會」「志村正彦展 by 路地裏の僕たち」2019.07.06企画展レポート4

(前回より続き)

展示された写真と思い出の品々の一部を、ご紹介します。



「写真コーナー」
こちらではプライベートの写真も含め、インディーズから志村君が亡くなる前日までの写真を展示。段ボールに貼るのが路地裏の僕たち風です。

企画展が終わってから、ファンの方々より数々のメールを頂きましたが、その中で一番反響が大きかったのが、志村君が亡くなる前日、2009年12月23日に撮影された写真でした。

「亡くなる数時間前まで、近しい人達と一緒にあんな屈託ない笑顔でいたんだとわかって、悲しいことに変わりはないけど、少しだけホッとしました。」と仰るファンも多く、路地裏のみんなからの静かなメッセージが皆様に伝わったのだな、と思いました。

「メッセージコーナー」
写真コーナーの向かい側には、2010年1月21日、中野サンプラザで営まれた志村正彦さんのお別れ会「志村會」に訪れたファンが、会場で書いた志村君へのメッセージを飾りました。

志村君がこの世からいなくなって、もうすぐ10年を迎える今でも、お別れ会でファンから頂いたメッセージは志村家で大事に保管されています。ファンのことを大切に思っていた志村君だったからこそ、ご家族がその遺志を継ぎ、志村君が所有していた手紙や贈り物だけでなく、亡くなった後にお墓に供えられていた手紙やメッセージなども含め、すべてを大事にとっておいて下さっているのです。ご家族は日頃、ファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたくても、なかなかそのような機会がないために、今回の企画展を通してそれを知って頂きたいと思い、展示することにしたそうです。

企画展の前日、明け方までかかって、ご両親自らメッセージをボードに貼って下さいました。

メッセージにはお名前が書いてあるため、個人情報保護の問題等もありましたが、ご家族からファンの皆様への感謝の気持ちを伝える場所として展示致しました。ぜひご理解の程よろしくお願い申し上げます。
(なので、物は要らないので)手紙を下さい。手紙はとても勇気づけられます。お恥ずかしながら。インディーズの頃から今までファンの皆様から頂いた手紙だけはすべて取っておいてあります。一通たりとも捨ててません。家に保管してあります。なのでよろしければ是非。
「東京、音楽、ロックンロール」志村正彦著 2009年3月16日

「絵画コーナー」
吉田高校時代の恩師、赤池先生が描いて下さった志村君の肖像画。以前の企画展でも展示しましたが、今回は志村君の吉高時代のブレザーと一緒に。赤池先生の元生徒さんの作品です。
ここのコーナーには今まで展示したことのないものを、こまごまと並べることになりました。マシト隊長の「今回は全部出し切るぞ~!」の心意気が感じられる展示となっています。

(後方 左)愛用のタンブラー
(後方 中央)両国国技館「フジファブリックツアー 武者巡業 2007」で販売されたグッズの湯呑
(後方 右)吉田高校卒業記念の湯呑

(前方 中央)富士五湖文化センター 「TEENAGER FAN CLUB TOUR」で限定販売されたうどんどんぶり。東京の自宅で使用していたもの。中にポプリが入っていて、10年経ってもほのかに香ります。
(前方 右奥)サングラス
(前方 右前) 腕時計

ロンドンからご家族のために買って来たビートルズのマグカップ、メレンゲと対バンした時のチケットと写真、靴など。


フジファブリックの歴史コーナー:
・過去にリリースされた5枚のアルバムのアナログ盤
・2019年7月10日に発売された「FAB BOX Ⅲ」
・「Official Bootleg Movies of デビュー5周年ツアー GO!GO!GO!GO!Goooood!!!!!」DVD
・「Official Bootleg Live & Documentary Movies of "CHRONICLE TOUR"」DVD


幼年時代の思い出と新聞記事:
・2011年7月1日(金)付 山梨日日新聞 「特集 言葉のチカラ 先人に学ぶ 山梨発の名言・格言」
・赤白帽をかぶった運動会の写真
・卒園記念の手形
・昭和61年に作った作品
・小学5年生の時に作った「自分」

このコーナーの向かいには、幼年時代の写真を展示しましたが、ご家族が一緒に写っている写真も多いので、会場にいらしたファン限定ということで割愛させて頂きます。

過去の企画展で展示したものも多数ありましたが、ファンの方々に「何度みてもいいんです。」と会場でお声をかけて頂くことも多いので、「これはファンに喜んでもらえるかな。マー君はどう思うかな。」と想像しながら、マシト隊長と路地裏のメンバーが毎回、慎重に選んでいます。

次回はいよいよ上映會と企画展、開催当日の様子をレポート致します。

Tuesday, 13 August 2019

「FAB BOX Ⅲ 上映會」「志村正彦展 by 路地裏の僕たち」2019.07.06企画展レポート3

(前回より続き)

今日は展示された衣装について、一部をお伝えしたいと思います。

階段を上がった右手には、4着を展示しました。


2005年8月6日 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 出演時に着用していたTシャツ。
(FAB MOVIES 8曲目でみられます。)雑誌のインタビュー、志村日記2005年8月など、いろいろな場面で着ていました。


ROCK IN JAPAN FESTIVALにて、真心ブラザーズと一緒にインタビューを受けた時に着ていたもの(『ROCKIN'ON JAPAN 2009年9月号』掲載記事 着用衣装)


志村君の笑顔がまぶしい一枚

ここからは展示された時と順番が前後しますが、
新宿LOFTにて、 親友、メレンゲ クボケンジさんとインタビューを受けた際に着用していたカーディガン。お二人の写真と、クボさんが第一回目の企画展の時に寄せてくれた言葉が添えられています。

 クリーニング屋さんから付いてくる「フジファブリック 様」のタグが、印象的な衣装の数々







アーティスト写真とファンからのアートワークも一緒に


2008年5月31日 富士五湖文化センターで開催された凱旋ライブ 「TEENAGER CLUB TOUR」で着用した衣装

右のTシャツは、2007年12月15日 両国国技館「フジファブリックツアー 武者巡業 2007」にて着用した衣装



ファンの皆様にお馴染みのハットやキャップも、「今回は全部出すぞ~」というマシト隊長の指示により、たくさん展示しました。前方右端のモフモフ帽は、今回の上映會でも流れた、2009年10月22・23日 新宿厚生年金会館「フジファブリックデビュー5周年ツアー Go!Go!Go!Go!Goooood!!!!!」で着用したものです。

展示物 カズ byマシト

写真を撮影後、このキャップを移動して、新宿厚生年金会館「フジファブリックデビュー5周年ツアー Go!Go!Go!Go!Goooood!!!!!」Liveのアーティスト写真を添えて、キャップ、Tシャツ、パンツとセットで展示しました。

 こちらもファンにはお馴染みのTシャツ。上映會でも流れましたが、著作権の問題からか、ミッキーにモザイクがかかってましたね。志村日記2005年9-10月で、氣志團の綾小路翔さんと写っている写真でも着ています。今回の企画展にいらしたファンが白の色違いのものを着ていて、思わず声をかけてしまいました!

実は今回一番悩んだのが、衣装を展示したパーテーションの位置なんです。なるべくスムーズに見てもらえるように、いろいろなパターンを考えながら試しました。進行方向に正面に置いたり、斜めにジグザグにしたり、一列にしたり、二列にしたり、両サイドに展示物も置くことから、人が止まらないように、でもしっかりと見てもらえるように試行錯誤は続きました。
なかなかうまく決まらないので、隊長の僕はその場を逃げるように他のブースの方へ行きました。この状況で、すでに疲れていました。みんな、あとは任せた!!
さすが路地裏のメンバーです。そんな空気を読んでるのかわかりませんが、しばらくして戻ってきたときには、いーい感じにセッティングされているではあーりませんか。
自分は優柔不断ですから、すぐ悩んじゃって困るですね。
みんなありがとう。

マシト隊長 談

次回は、写真と思い出の品々などをご紹介いたします。

Friday, 9 August 2019

フジファブリック、今夜『Mステ』初出演。志村正彦さんの映像・音声と共に“若者のすべて”

今夜8時、テレビ朝日で放送される音楽番組「ミュージックステーション」に、フジファブリックが初出演します。また、特別演出として、現メンバー3人の演奏と、志村正彦さんの映像・歌声が共演することになりました。
詳細はこちらです。

rockin'on.com
ミュージックステーション テレビ朝日
志村正彦さんの夢が、これで一つまた叶います。
あと一時間足らずですがファンの皆様、ぜひ一緒に観てくださいね!
今回の演出に関してご意見・ご感想等ございましたら、こちらのブログにお寄せ下さい。ファンの皆様のお声を、きかせてください!



志村君が空に昇ってから、もうすぐ10年。現代の技術とテクノロジーを駆使して、どんなふうになるのでしょう。志村君のボーカルで「若者のすべて」が聴けるのかと思うと、感無量です。どんな映像が流れるのかな。志村君の声が本当に聴けるのかな。




Tuesday, 30 July 2019

「FAB BOX Ⅲ 上映會」「志村正彦展 by 路地裏の僕たち」2019.07.06企画展レポート2

(前回からの続きです。)

今回は特別に、ご来場いただいたファンの皆様が自由に撮影できるコーナーを、入り口に設置。「虹」のPVで使用された志村君のお父様のギター、路地裏の僕たちからありがとうの感謝を込めてファンに配ったポストカードの原版写真、ファンから志村君に届いたお花などを展示しました。

(会場入り口)




会場に飾られたファンからのお花とメッセージ

楽屋に飾られたファンからのお花

ファンの皆様、お心遣いありがとうございました。

ご来場者の皆様が少しでも待ち時間を退屈せず過ごしてくれるようにと、階段脇の壁にも何枚かの写真を飾ったり、山梨日日新聞に掲載された過去の記事(「ときめきゾーン 芸能 フジファブリック 志村正彦 『富士』に還る」 2010年6月22日から7月13日まで、全4回連載記事)を配ったりしました。

階段を上がりきったところに企画展の序幕として、志村家で大切に保管されてきたファンからの贈り物、シングル発売記念のポスター、今まで開催された企画展で使用されたパネルや歌詞、ポスターなどを展示。






(『茜色の夕日』『陽炎』『エイプリル』『タイムマシン』『君は僕じゃないのに』『赤黄色の金木犀』『クロニクル』『桜の季節』の歌詞パネル)

(志村君のプロフィールパネル)

会場の正面中央には、大きな写真の志村君と、愛用した楽器や機材を展示しました。

ギター:
(左)

(中央)2008年5月31日 富士五湖文化センター「TEENAGER FAN CLUB TOUR」にて「ロマネ」演奏時に使用 (DVD「Live at 富士五湖文化センター」9曲目で見られます。)「CHRONICLE」をストックホルムで収録した時にも、持って行きました。(「FAB BOX Ⅲ」でみられます。)

(右)
・5th album「MUSIC」のジャケット
・2008年5月31日 富士五湖文化センター「TEENAGER FAN CLUB TOUR」にて「浮雲」(DVD「Live at 富士五湖文化センター」11曲目)、Live at 渋谷公会堂にて「陽炎」「Sunny Morning」「ダンス2000」「ムーンライト」「打ち上げ花火」(DVD「Live at 渋谷公会堂」2,3,4,5、16曲目)など演奏時に使用
・2009年3月26日 赤坂BLITZ 「フジファブリック×FUJIFABRIC」にて「Sugar!!」演奏時に使用 (DVD「FAB MOVIES LIVE」19曲目)

アンプ: 
「Live at 日比谷野音」のリハーサル映像に登場。志村君が、わざわざ使い方の説明までしてくれます。

アンプケース: 



(肖像写真右下)1st album「フジファブリック」ジャケット原画 柴宮夏希さん画

(中央)両国国技館で撮影された写真

(左下)出演した多くのライブハウスで発行されたパスが貼ってある、エフェクターケース

(中央下部)ギターケース

上部
ギター:
(左)
2006年1月23日 SHIBUYA-AX 「MONONOKE JACARANDA TOUR」にて「モノノケハカランダ」「TAIFU」演奏時に使用(FAB MOVIES LIVE 10,11曲目でみられます。)「茜色の夕日」「モノノケハカランダ」のPVにも登場します。

(中央)
「Live at 日比谷野音」のリハーサル映像で使用。

(右)
「若者のすべて」PV、2006年7月14日 Zepp Tokyo 「東京炎上」で使用  (FAB MOVIES LIVE 12曲目でみられます。)

下部
(右)志村正彦さんお別れ会「志村會」で、生花の富士山の中央に飾られた造花のギター

(中央)「フジスペシャル」と書かれたGibson USAのギターケース。「CHRONICLE」をストックホルムで収録した時、ギターを入れて持って行きました。(「FAB BOX Ⅲ」でみられます。)

(左)アンプ:  「Live at 日比谷野音」のリハーサル映像に登場。志村君が、わざわざ使い方の説明までしてくれます。真空管(フルチューブ)なので、デリケート。路地裏の僕たちは、運搬時にいつも気を遣います。

(アンプ下)アンプスタンド:  


高さをうまく調節して、ギターをスタンドに立たせ、写真の左右に配置し、志村君が歌えるようにマイクを向けた展示の仕方に、路地裏のみんなからの愛を感じます。

前の企画展の時は、床に置いていたのですが、「横のあのスペースがカッコいいんじゃないか」と、マー君のお父さんが提案してくれました。最初置いた時は、少し深さがあって、ギターが隠れてしまいました。そしたら、お父さんが知り合いの大工さんに連絡して、高さを調整する木をすぐに持ってきてくれという話をしたら、すぐにかけつけてくれて、ギターの下に木を挟んで高さを調整してくれました。さすが地元パワー炸裂です。そして、飾るスペースが余っていたので、ギターを追加で持ってきてくれました。

いや~、あのスペースに置いたのはバッチグーでしたね。
マシト隊長 談

路地裏だけでなく、大勢の方々の力で成り立った企画展でした。
そして間違いなく、この一角は圧巻でした。志村君の音楽に向かう姿勢がいかに真剣で、仕事の道具に妥協を許さなかったのかがわかるコーナーでした。何度も何度もここを行ったり来たりして、楽器や機材を身を乗り出して見ていた男性ファンが結構いらっしゃいましたね。


さて、写真を年代順に並べ替えたり、衣装と写真を見比べてみたり、富士吉田にいた頃の思い出の品々の展示方法を考えたりと、路地裏の作業は続きます。

次回は、展示された衣装についてお伝えしたいと思います。

Wednesday, 24 July 2019

「FAB BOX Ⅲ 上映會」「志村正彦展 by 路地裏の僕たち」2019.07.06企画展レポート1

上映會から早くも二週間が経とうとしています。遅くなってしまいましたが、恒例の企画展レポートを始めたいと思います。


路地裏の僕たちは上映會前日、7月5日(金)15時、志村家に集合し、展示品を車に載せるところから活動を開始しました。お天気はあいにくの曇り時々雨でしたが、持って行く展示品を事前に選別してあったため、スムーズに運搬作業は進みました。

楽器や機材、衣装や思い出の品々など、貴重で高価なものばかりなので、荷台に載せる時は自然と緊張感が走ります。

そして早くもクライマックス!

「路地裏の僕たち」が開催する企画展ではお馴染み、路地裏のシンボル的存在となっている志村君の大きな写真(2010年1月21日に、中野サンプラザで開かれた志村君のお別れ会「志村會」の時に、使用された縦2.8m、横2mの写真。詳しくはこちらをどうぞ。オリコンニュース 「フジファブリック・志村正彦さんのお別れ会「志村會」開催 2010.01.21付記事)を、志村家から運び出す作業が始まりました。板金屋さんを営むすー君が、毎回、仕事用の大きなトラックを出して、運んでくれます。

「よいしょ、よいしょ」と男衆みんなで大きな写真を運び出す姿をみていると、今からお祭りが始まるような心持ちになり、毎回ウキウキ、ワクワク、ドキドキ(フジの曲みたいですね)してくるのです。

この写真を運ぶ時のあるあるですが、みんな志村家からトラックに載せる時は、靴を履かずに、靴下のまんま外に出て運ぶのです。 マシト隊長談 

心配していた雨に降られることもなく、それぞれ車に乗り込み、市内を走ると無事に市民会館に到着。17時から、搬入開始。

市民会館の正面玄関が開錠されるのを待っていると、仕事上がりの路地裏メンバーが続々と集結。いよいよ始まりです!

展示品を下ろして会場に運び込み、誰からともなくまわってくる指示(ここが路地裏のすごいところ)に従います。みんな阿吽の呼吸で行動しているので、役割分担が自然にできています。
市民会館の階段を上がり、志村正彦展の展示会場となっている二階の吹き抜け部分へと写真を運んでいきます。
市民会館で企画展をするのは二回目なのでうろ覚えではありましたが、皆で記憶をたどり、「写真は、ソファーにのっけたんじゃなかったっけ?」ということになり、

完璧!
ここに落ち着きました。



身軽なすー君が、展示するギターと飾られている絵画に傷がつかないよう、布で絵画をくるむ作業をしてくれました。さすが本職は違います。それぞれが本職で培った経験と技術を生かし、活躍してくれる。それが路地裏の僕たちです。

ちなみにこの布は、富士吉田市下吉田にある「富士ファブリック」さん、フジファブリック初期メンバー、ブルボンヌさんが持ってきてくれました。これこそ本物の「フジファブリック」!

展示会場入り口付近も、着々と仕上がっていきます。


「路地裏の僕たち」メンバー、かずまさんは元々栃木県出身ですが、東京の大学院を修了後、昔からフジファブリック 志村正彦さんの大ファンという理由から、富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。今は協力隊を卒業し、少子高齢化を打破すべく活動中。北稜高校で教師のような仕事もしています。かえる舎

下吉田第一小学校の体育館で開催された「路地裏の僕たち」主催の上映會では、「FUJIFABRIC CINEMA」の段ボールで作った文字と壁に貼った沢山のチラシが人気でしたが、これはかずまさんのアイデア。その後、志村家で大切に保管し、今回も一階入口にて使用しました。階段脇に貼ってあった「GO GO GO GO GOOOOOD!!!!!」と「CHRONICLE」の文字は、美術のプロ、のりピーさん、かずまさんとのりピーさんの教え子さんたちが一緒になって、この上映會のために段ボールで作ってくれました。のりピーさんは、富士吉田の隣町、忍野村出身ですが、現在は富士吉田市の地域協力隊で働いています。

ここで記念撮影しているファンを大勢見かけました。路地裏感が出ていて、最高でしたね。ありがとうございました。


次回に続きます。