Friday, 27 May 2011

パッション・フルーツ 

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泰国日本人会の5月号会報が先日届き、表紙は紫色の「時計草」(上記のお花)でした。太陽に向かって日時計のように咲く中央・南アメリカ原産の花で、熱帯の国タイでもよく見かけます。ツル科の植物ですので、駐車場のフェンスや庭の垣根として、植えるのがタイでは一般的です。「ちょっと派手なてっせん?」と、初めて見たときには思いましたが、熱帯地方独特の華やかさがあって、暑くけだるい空気の中によくとけこんで見えます。
一日花で夕方には散ってしまいますが、花の散った後に実る果実が皆さんご存知のパッション・フルーツです。
タイ語では「サワロット」といいます。

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熟したパッションフルーツは丸くて堅く、表皮は滑らかで濃紫色です。半分に切ってみると、黄色いゼリー状の果肉と果汁が出てきて、そこらじゅうに素敵な香りが漂います。黒く見えるのは、小さな固い種です。
タイでは、「精神や痛みを鎮める」果実といわれており、ジュースにして飲みます。更年期障害に苦しむご婦人や、ストレスを抱える人が飲むと効果があるといわれています。スーパーや市場でも普通に売られていて、値段もそれほど高くなかったと記憶しています。

味は、とにかく・・・すっぱい!目が覚めます。
しかし、その芳香たるや!!ちょっと言葉では言い表せない香りがします。香り付けに、他の果物と混ぜてフルーツジュースにすることもあります。

あまりの良い香りに「パッション」(情熱)の果実だから?!と思いがちですが、実は「キリストの受難」という意味があります。(以下Wikipediaより引用)
英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。 16世紀、原産地(南アメリカ)に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。

山梨出身の私、ほとんど見たことがなかったのですが、今ではずいぶん日本でも流通しているようですね。日本でも南の地方出身の方には、なじみがあるのかもしれません。

今日はこの不思議な果実、パッション・フルーツつながりで、フジファブリック3rdアルバム「Teenager」の9曲目、「パッション・フルーツ」について見ていきます。

フジファブリックの9曲目のシングルとして、2007年9月5日にリリースされました。
志村君が「フジファブリックらしさの期待に応えた曲」と言っていたように(FAB BOOK)、果実同様、不思議ワールド炸裂のフジらしい曲です。

「パキスタンの歌謡曲みたいなふざけた曲だけど、いまどき80'sっぽい曲を出すって、フジファブリックっぽいんじゃないかっていう。フジファブリックっぽさを、追求している時期。」と「東京、音楽、ロックンロール」の中で言っています。

おどけた「Surfer King」と、心をしっとりと打つ「若者のすべて」の間にリリースされた「パッション・フルーツ」。このタイミングも絶妙だったと思います。「今これができるバンドもなかなかいない。」と志村君自身が言っていましたが、本当にそうだと思います。「国籍不明感」「謎の時代感」と志村君は表現していますが、それが見事に音楽の中で、そして素晴らしい感性溢れる歌詞の中で、見事に表現された曲だと思います。

そして何がこの「国籍不明感」と「謎の時代感」をだしているのでしょう。次回は、そこにスポットをあてて考えてみたいと思います。不思議なPVも関係している・・・?

今日の一曲、「パッション・フルーツ」です。曲のよさを考えれば考えるほど、「志村君のセンスがいいから!」という理由しか思い浮かばなくなってきました・・・。


2 comments:

Anonymous said...

I used to be recommended this blog via my cousin. I'm now not sure whether or not this submit is written through him as nobody else recognize such special about my difficulty. You are incredible! Thank you!
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Jack Russell in Bangkok said...

Dear Sir/Madam,
Thank you very much for leaving a comment today. It is my pleasure to share the world of Fujifabric with all of you not only in Japan but also abroad.
Sorry that I cannot write many English posts these days, but I am definitely working on translation of songs from Japanese to English. Please help me to introduce Fujifabric to close friends of yours. That's the beginning of Shimura's world expanding to the whole world!!

Thank you again.