上映会第二部でご挨拶頂いた田邊大造さんについて、今日はご紹介したいと思います。
路地裏の僕たちの皆さんは、小学校だけ志村君と一緒だった人、中高通して一緒だった人、など人様々ですが、田邊さんは小学校(下吉田第一小学校)、高校(吉田高等学校)と、同じ学校に通った同級生です。志村正彦さんと同級生の皆さんが小学校6年生在校時の1992年度、田邊さんは児童会長を務められました。
あの時期の9年間はかけがえがなく、共に過ごした思い出の重みは大人になってから感じるものですね・・・。
山梨では越境入学が基本的に認められていませんので(公立学校の場合)、地域との結びつきが強く、小さい時から知っている近所の子供たちと同じ学校に行くことがほとんどです。その上、何世代にわたってその地区に住んでいることも多い為、おじいちゃん、お父さん、兄弟同士が同級生ということはよくあることなのです。
そういう友人は、どこに行っても、いつになっても、何をしていても、やはり他とは違う結びつきのある人たちです。
以下は、田邊大造さんのご挨拶全文です。
長身の大造さんは、路地裏のオレンジTシャツにハットをかぶり、元児童会長の貫録を見せてくれました。
大造さん。
挨拶全文をここで紹介することを快く承諾して下さっただけでなく、このブログのためにわざわざ書き下ろして下さり、どうもありがとうございました。この場を借りて、お礼を言わせて頂きます。
こんにちは。
志村正彦君と同級生でこの下吉田第一小学校で6年間一緒に楽しい時を過ごした、時の児童会長であります田邊大造と申します。
今日は県内外から多くの方がマー君の愛した富士吉田に足を運んでもらい本当にありがとうございます。
最近は梅雨に入り、富士吉田も連日雨が続いていまして、今日を迎えるにあたり天候はどうなるのかなーって思っていたんですが、本当にいい天気に恵まれてマー君もきっと吉田に来てねーって言ってるんじゃないかなぁーって僕なりに思ったりしています。
今回、路地裏の僕たちで開催させてもらうのが3回目になるんですが、第1回・2回と足を運んでくれている方もいらっしゃると思います。また今回、初めてこの富士吉田に来ましたよーって方もいると思います。マー君が幼少時代から過ごしてきた富士吉田をいろいろ観ていってほしいと思います。
入口でお配りさせてもらった袋の中に「てくてくマップ」が入っています。このマップを元にいろいろな場所へ行ってもらえたらなーって思ってます。その中で、僕自身一番初めに行ってほしい場所があります。
「ちっちゃな野球少年が 校舎の裏へ飛んでったボール追いかけて走る」という歌詞があるんですが、まさにその題材となった場所だねーってマー君のおばちゃんと忘年会の時に話をしていました。なので、ぜひ上映後、みなさんに校庭に立ってマー君と同じ景色を見てもらってからスタートしてもらいたいと思います。
今日は一日楽しんで過ごしていって下さい。