(写真提供 路地裏の僕たち隊員 かずまさん)
前回に引き続き、DVD上映会のレポートです。
今回は、上映会第一部でご挨拶して下さいました、渡辺新(あらた)君の紹介をしたいと思います。
新君は富士吉田市立下吉田第一小学校の現児童会長、フジファブリック初期ドラマー渡辺隆之さんの甥御さんでもあります。今回は、上映会第一部でご挨拶して下さいました、渡辺新(あらた)君の紹介をしたいと思います。
当日、新君は少年野球のユニフォームを着て、ご挨拶して下さいました。懐かしい気持ちになった方々も多いと思います。
凛々しい姿を目の前に、新君の落ち着いた声を聞いていたら、いつのまにか「記念写真」が頭の中に流れていました。
下吉田界隈を歩いていると、野球少年を見かけることがよくあります。
忠霊塔に伸びる階段が足腰を鍛えるトレーニングには最適らしく、少年野球の子供たちが走り込みをしているのを以前見たことがありました。
そして少年たちは、出会うと必ず笑顔であいさつをしてくれます。富士吉田では日常の一コマですが、何気なく交わすあいさつがどれほど通りすがりの人たちの心を和ませ、清々しい気分にしてくれるのか。
気付かせてくれたのが、下吉田の野球少年たちでした。
たまたま新君が児童会長であるこの年に、この下一小で上映会が開催されたことは、ファンだけでなく携わった皆さんの心の中に刻まれることでしょう。
以下は、新君のご挨拶全文です。
あの場の雰囲気、新君の姿と声。
文字に起こすと無機質になってしまいますが、来ること叶わなかったファンの皆様に、新君が本当に伝えたかったことが伝わりますように・・・。
新君、この記事のために色々とご協力いただき、ありがとうございました。この場を借りて、お礼を言わせて頂きたいと思います。新君、ありがとうございました。
皆様、こんにちは。
僕は下吉田第一小学校の児童会長の渡辺新です。
正彦くんが下一小の出身ということで、学校の話をしたいと思います。
全校生徒数は103人で市内の小学校では生徒数が一番少ないです。
それでも、大変歴史のある学校で明治時代からあるそうです。
下一小のいいところは、みんなが全員の名前と顔を覚えていて、学年関係なく、兄弟のように仲がいいことです。
4月には桜の季節にあわせて、富士山と富士吉田の街を眺めながら、高学年が低学年の手を引いて、全校生徒みんなで忠霊塔に登ります。秋の運動会では近くの小室浅間神社のやぶさめ祭りにちなんだ、マスゲームを全校生徒で毎年表現しています。
そのほかにも他校にはない学年行事はたくさんあります。
今日は正彦くんの誕生日に合わせて、富士五湖文化センターのライブの上映会をしますが、実は・・・僕は・・・このライブへ行きました。5才の時に初めてのライブで、あまりの迫力と大音量に興奮して鼻血を出してしまいました。その事は今でも覚えています。
今、この場で皆様の前でライブの話をしているのは偶然ではなく、何かがあるのだと思います。
正彦くんがたくさんの曲を遺し、亡くなった時はとても悲しかったです。
それでも、遺した曲は生きていて、お風呂に入りながら歌う時があります。
僕も正彦くんみたいに頑張って活躍したいです。
これから下一小の校歌がながれますが、とてもいい校歌ですし、正彦くんが6年間歌った歌です。歌ってもらえるとうれしいです。
ありがとうございました。
2 comments:
こんばんは。遅ればせながら、上映会のレビューをいただきましてありがとうございました!
とても楽しく読ませて頂きました。特にこの甥っ子さんの挨拶が印象的でした。
これからの未来を担う子供さんが、志村君の歌を聴いて特別な想いを持っていることが
とても嬉しいことだなぁと感じています^ ^
DANさん
コメントに気が付かず、お返事遅れてごめんなさい!
嬉しいコメントありがとうございます。
新君のご挨拶、私たちもグッときました。
本当にそうですよね。
富士吉田の子供たちに、そして大人たちに、フジの曲をもっともっと知ってもらいたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
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