上映會から早くも二週間が経とうとしています。遅くなってしまいましたが、恒例の企画展レポートを始めたいと思います。
路地裏の僕たちは上映會前日、7月5日(金)15時、志村家に集合し、展示品を車に載せるところから活動を開始しました。お天気はあいにくの曇り時々雨でしたが、持って行く展示品を事前に選別してあったため、スムーズに運搬作業は進みました。
楽器や機材、衣装や思い出の品々など、貴重で高価なものばかりなので、荷台に載せる時は自然と緊張感が走ります。
そして早くもクライマックス!
「路地裏の僕たち」が開催する企画展ではお馴染み、路地裏のシンボル的存在となっている志村君の大きな写真(2010年1月21日に、中野サンプラザで開かれた志村君のお別れ会「志村會」の時に、使用された縦2.8m、横2mの写真。詳しくはこちらをどうぞ。オリコンニュース 「フジファブリック・志村正彦さんのお別れ会「志村會」開催 2010.01.21付記事)を、志村家から運び出す作業が始まりました。板金屋さんを営むすー君が、毎回、仕事用の大きなトラックを出して、運んでくれます。
「よいしょ、よいしょ」と男衆みんなで大きな写真を運び出す姿をみていると、今からお祭りが始まるような心持ちになり、毎回ウキウキ、ワクワク、ドキドキ(フジの曲みたいですね)してくるのです。
この写真を運ぶ時のあるあるですが、みんな志村家からトラックに載せる時は、靴を履かずに、靴下のまんま外に出て運ぶのです。 マシト隊長談
心配していた雨に降られることもなく、それぞれ車に乗り込み、市内を走ると無事に市民会館に到着。17時から、搬入開始。
市民会館の正面玄関が開錠されるのを待っていると、仕事上がりの路地裏メンバーが続々と集結。いよいよ始まりです!
展示品を下ろして会場に運び込み、誰からともなくまわってくる指示(ここが路地裏のすごいところ)に従います。みんな阿吽の呼吸で行動しているので、役割分担が自然にできています。
市民会館の階段を上がり、志村正彦展の展示会場となっている二階の吹き抜け部分へと写真を運んでいきます。
市民会館で企画展をするのは二回目なのでうろ覚えではありましたが、皆で記憶をたどり、「写真は、ソファーにのっけたんじゃなかったっけ?」ということになり、
完璧!
ここに落ち着きました。
身軽なすー君が、展示するギターと飾られている絵画に傷がつかないよう、布で絵画をくるむ作業をしてくれました。さすが本職は違います。それぞれが本職で培った経験と技術を生かし、活躍してくれる。それが路地裏の僕たちです。
ちなみにこの布は、富士吉田市下吉田にある「富士ファブリック」さん、フジファブリック初期メンバー、ブルボンヌさんが持ってきてくれました。これこそ本物の「フジファブリック」!
展示会場入り口付近も、着々と仕上がっていきます。
「路地裏の僕たち」メンバー、かずまさんは元々栃木県出身ですが、東京の大学院を修了後、昔からフジファブリック 志村正彦さんの大ファンという理由から、富士吉田市の地域おこし協力隊に就任。今は協力隊を卒業し、少子高齢化を打破すべく活動中。北稜高校で教師のような仕事もしています。かえる舎
下吉田第一小学校の体育館で開催された「路地裏の僕たち」主催の上映會では、「FUJIFABRIC CINEMA」の段ボールで作った文字と壁に貼った沢山のチラシが人気でしたが、これはかずまさんのアイデア。その後、志村家で大切に保管し、今回も一階入口にて使用しました。階段脇に貼ってあった「GO GO GO GO GOOOOOD!!!!!」と「CHRONICLE」の文字は、美術のプロ、のりピーさん、かずまさんとのりピーさんの教え子さんたちが一緒になって、この上映會のために段ボールで作ってくれました。のりピーさんは、富士吉田の隣町、忍野村出身ですが、現在は富士吉田市の地域協力隊で働いています。
ここで記念撮影しているファンを大勢見かけました。路地裏感が出ていて、最高でしたね。ありがとうございました。
次回に続きます。
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