Friday 4 October 2013

2013年 夏のチャイム 「茜音色の夕日 ふじよしだの空の星は輝いています」 レポート2

タイへ帰ってまいりました。
私事が多忙を極め、長期にわたりブログ記事が書けませんでしたこと、お詫び申し上げます。

2013年の夏は、まさに「志村正彦の夏」と呼ぶにふさわしい、志村君一色の夏でした。その夏が終わり、山梨はもう朝晩かなり涼しい(寒い?)ときいております。
今日の富士吉田の最高気温は、15度!雨も降って、寒い一日になりそうです。

果物の甘みをつくるためには必要不可欠な寒暖の激しさですが、人間にとっても過酷な気候であることは、間違いありません。
日本の皆さん、体調崩さないようにお気をつけください!

そういえば先日、富士北麓でも寒さに強い桃の品種を栽培するとのニュースを、山梨日日新聞朝刊で目にしました。
「北麓の桃富士山土産に」 山梨日日新聞 2013年10月1日(火)

「富士五湖・富士山エリア(郡内)は、そのまま山梨代表のリゾート地でいて!」という気持ちになるのは、私だけでしょうか!?

さて、前回からのライブレポートを続けます。

前述の理由により、イベントからかなりの時間が経過してしまいましたので、スタイルを一新してお伝えしたいと思います。

2013年7月13日(土)
下吉田駅構内 下吉田倶楽部にて行われたライブの模様の続きです。

3.藤本マリオ with per だいぴん

トロピカルな感じにアレンジされたフジファブリックの曲をきいたは初めてでしたので、新鮮でした。
「若者のすべて」
「桜の季節」
「茜色の夕日」


4.中西たまき

東京からいらしたファンのお一人で、飛び入り参加。地元の人間には思い入れが深いこの曲を、歌ってくださいました。
「夜汽車」


5.フジファブリック専務バンド より Gt & Vo本城靖明

名古屋に拠点をおくバンドで、フジファブリックのカバーをしています。この日、一日だけの参加でしたが、ファンの間で人気のある曲ばかりを演奏して下さいました。
「MUSIC」
「桜の季節」
「茜色の夕日」
「笑ってサヨナラ」

6.Fox Pharmacy Gt & Vo渡辺大地 Lead Gt三橋亮太

以前、山梨日日新聞の記事に取り上げられたことのあるお二人は、(「『フジファブ』志村 富士吉田でしのぶ 心つなぐ故郷のチャイム」2013年1月8日付記事)2012年12月に富士五湖文化センター(市民会館)でのライブに続き、二回目の出演。大地くんは、富士吉田の出身です。
独特な選曲が、目を引きました。

「NAGISAにて」
「Chocolate Panic」
「ベースボールは終わらない」
「まばたき」
「水飴と綿飴」
「地平線を越えて」
「ロマネ」



7.サムライ祭り。があるので今日は定時で帰りたいです。すいません部長。  Ba大平洋右 Drはまてふ Vo & Gt田村優華

鮮やかな三色のはっぴを着て登場した三人。フジファブリックの曲を女性ボーカルで聴くのが初めてだったので、こちらも印象的でした。

「桜の季節」
「Sugar!!」
「Birthday」
「若者のすべて」


8.namellow
Voはみんぐばーど Gtやまむ Ba桂 Keyこうしゅ☆ Flことやよ Cajonあいぼりー Designすぺ(marie sawada)

こちらのバンドも、2回目の志村正彦展ライブに続き、二回目の出演。今回の出場バンドの中で一番メンバーの人数が多いだけあって、折り重なる音の深さが響きました。

「ルーティーン」
「消えるな太陽」
「陽炎」(アコースティック・バージョン)
「虫の祭り」
「若者のすべて」
「虹」



演奏終了後、興奮冷めやらぬまま出演者、地元の方達、全国から集まってくれたファン、イベント関係者全員で、下吉田駅の前にあるロータリーに出て、立ち話など楽しみつつ、待つこと20分程だったでしょうか。

夕方5時。
駅前に設置してある防災無線のスピーカーから、チャイム音に編曲されたフジファブリックの代表曲「茜色の夕日」が、流れました。2分7秒に集約されたあのメロディーが、暮れゆく富士吉田の街に響きわたり、そこに集まる一人一人がチャイムに思いを馳せていました。

2008年、市民会館で行われた凱旋ライブの時、「茜色の夕日」を歌う前に志村君が思い詰めた顔をして語ったMCのことを思い出し、こういう形ではありましたが、富士吉田市民の皆さんに彼の大切な曲が届いたことにより、志村君の夢が少しだけ叶ったような気がしました。

彼の作った曲が世代を問わずファンを魅了し続ける理由は、いろいろあると思います。
その中でも、独特な音楽と言葉を通して表現される「日本人のもつ普遍的な感情や感性」は、フジファブリック最大の魅力であり、曲がリリースされて何年経っても色褪せることなく、かえって深みを増し、聴き手の心に取り込まれた瞬間から、じわじわと(ここがまたフジファブリックらしい!)ブイヨンがきいていき、皆を虜にしていくのです。

次回は、2013年7月14日(日)忠霊塔での様子です。

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