Tuesday, 10 January 2012

2011年「志村正彦展」 企画展レポート2

タイへ戻ってまいりました。
こちらバンコクでは、乾季ならではの清々しい朝を迎えております。山梨での寒い朝が、嘘のようです。
青く高い空をツバメが飛び交い、色とりどりのブーゲンビリアが咲き乱れております。1月23日の旧正月(春節)に向かって、急ピッチで準備が進むバンコク。今年も街が赤一色に染まる季節がやってきました。



さて、2011年12月23,24日に開催されました「志村正彦展 路地裏の僕たち」特別企画展レポート第二弾です。
今日は展示品の数々を、ご紹介致します。



実は23日、24日の二日間に、展示品自体はほとんど変わりませんでしたが、配置位置は要所要所で変わりました。今からここでご紹介するのは、24日特別展終了時の展示ですので、ご了承下さい。


まず市民会館の入り口から入り、市立図書館脇の階段を3階に上がっていきますと、同級生2,3名がお出迎え。
「下吉田てくてくMAP 志村正彦編」と記念の葉書(2005年6月17日に新宿ロフトで撮影されたライブ写真)を手渡して下さいます。
テーブルの上には、このブログでもご紹介した海外のフジファブリックファンが描いた志村君のポートレートが置かれています。

目を前方に移すと全面ガラスの大きな窓から、白い大きな富士山が。
その横には志村會の時に花富士の頂上に掲げられていた、大きな大きな志村正彦君の写真が飾られています。ちょうど志村君と富士山が並ぶように飾られていて、写真の白いフレームと、白い富士山が相俟って、本当に美しかったのを思い出します。

写真の前を少し歩くと、右手にはファンの方々から志村君に送られた色紙や手紙がところ狭しと、通路脇の展示パネルに飾られています。女の方、男の方、子供さん・・・。本当に多くの人に愛されているんだな、と感じました。

「手紙を下さい。手紙はとても勇気づけられます。お恥ずかしながら。インディーズの頃から今までファンの皆様から頂いた手紙だけは全て取って置いてあります。一通たりとも捨ててません。家に保管してあります。なのでよろしければ是非。」と、志村日記でいっていた志村君(「東京、音楽、ロックンロール」2009年3月16日付け)。
ご両親がその気持ちを今も大切になさっていて、ファンの気持ちが込められた手紙、絵、色紙の数々は、すべて保管してあるそうです。



皆さんの思いを目の当たりにして、すでにウルウルしながら展示室に入ると、インディーズ時代のライブ写真が沢山飾られています。(この中の一枚が、入り口で頂いた記念のポストカードです)


この添え書きの上にライブ写真と飾られていたのが、フジファブリックファンに広く知られる「ミニーちゃんTシャツ」です。



このTシャツは、2005年Rising Sung Rock Festivalのライブ映像でもご覧頂けます。ミニーちゃんの柄が少し古びていて、時の経過を感じるな・・・と、感傷的になっていたら、これは元々そういうデザインのTシャツなんだそうです。そういえば袖周りなどもところどころ破れていたけれど、洗濯であそこまではなりませんものね。


ライブ写真を感慨深く眺めていると、楽しそうな男の子の声が聞こえてきます。
「なんだろう・・・?」と聞いていると、志村君の同級生が「まさひことの思い出」を楽しそうにしゃべっています!

横を見ると、突如赤いベンチが出現。


ベンチの上には、こんな添え書きが。


これぞ地元ならではの展示といえましょう。
私は個人的に、この赤いベンチが数ある展示品の中で一番好きでした。

夢を熱く語り合ったり、どうでもいいことをだらだらとしゃべったり、好きな異性の話をしたり・・・、志村君も普通の中学生と同じように、そんなことをしていたんだな、と当たり前のことを思いました。きっとミュージシャンになる夢も、友達に熱く語っていたのでしょうね。
このベンチは、志村君の後輩野球チームの監督さんから提供されたものだそうです。

「フジファブリック 志村正彦」以前の、「志村正彦」を感じられる人気コーナーでした。


ところで、ここまでの写真をみてお気づきの方も多いと思いますが、この企画展、すべてダンボールで統一されていました。
「気取らない雰囲気を出すために」と、同級生の皆さんが自らペンを取り、ダンボールに一枚一枚添え書きを書いていきました。そのダンボールが、志村君の母校、下吉田第一小学校から借りてきた楽譜台の上に置かれていて、「路地裏の僕たち」に似合った素朴な感じが最高でした。

次回は、いよいよ衣裳と楽器をご紹介致します。

6 comments:

kiki said...

こんにちは。いつもブログ、楽しく読ませていただいてます。
志村正彦展のレポートもありがとうございます!

初めてのコメントで、お願いを書いてしまうのも、図々しいのですが、赤いベンチで同級生の方たちが話されていた志村さんの思い出話を教えていただけませんでしょうか??

とても貴重なお話、今後聴けないと思いますので、大まかな内容だけでも簡単に教えていただけると大変嬉しいです。

よろしくお願いします。

Jack Russell in Bangkok said...

Kikiさん、
初コメントありがとうございます。

赤ベンチトーク、要点を掻い摘んだ程度のものになりますが、後日このブログでご紹介させて頂こうと思っています。
ちょっとお時間かかるかもしれませんが、辛抱強くお待ち下さいね。

Kazuさんもまさとさんも、とっても楽しそうに思い出話を語っていたのが、印象的でした。とても当日の朝4時に録っていたとは思えない…。
愛があるから話せる同級生トークでした。

くるみ said...

こんにちは!
タイに戻られたんですね。
甲府との気温差に体調崩されませんようお気をつけくださいね。

レポート第2弾待ってました!
あれからまだ3週間くらいしか経ってないのになんか懐かしく感じてしまいます。

てくてくMAPと記念葉書嬉しかったな~。
みんなそのMAP持って下吉田をてくてくしててすごく微笑ましかったです。

志村くんのあの大きな写真に出迎えられた時はドキっとしました。
そして志村くんの隣には富士山が!!
志村くんはいつも富士山に見守られてるんだと、めちゃくちゃ感激しました。

私は会場に入って一番に目に付いたのが赤いベンチでした。
よくぞ持ってきてくれました!って感じです。
ただ、まさひことの思い出話をじっくり聴くことが出来なくて残念でした。

赤いベンチにしても譜面台にしても全て志村くんと繋がりがある方々からの提供ということで、ほんとに富士吉田の皆さんが協力して開催された展示会だったことを改めて感じ、胸がいっぱいになりました。
富士吉田..ほんとに素敵な町ですね。
そして、志村くんは幸せ者だな。

Jack Russell in Bangkok said...

くるみさん、
いつもコメントありがとうございます。

甲府との気温差、30度はありますね・・・。私たちが甲府を発った朝、最低気温は-6℃でした。
ご心配いただき、ありがとうございます。
今のところ、元気です。

てくてくMAPも記念葉書も、温かくて良かったですよね。MAPは定番にしてくれると、ファンは嬉しいです。

お友達の若いお嬢さんが、夕方5時過ぎに「電車までの待ち時間、どう過ごそうかな。」と悩んでいたら、同級生の方たちがとても親切に、このMAPを見ながらいろいろアドバイス下さいました。

「暗い夜道を、こんな若いお嬢さん一人で大丈夫かしら。」と私が心配していたら、「今下吉田の街は、若いお嬢さんしかいないから、大丈夫だと思います。」といわれて、思わず大爆笑。

そうだった。
わすれてた。
今日は「志村デー」だったのだ!!

富士山と志村君。
温かいお日様の光の中で、輝いていましたね。
キラキラしていました。

「まさひことの思い出話」
文字起こしの準備ができたら、ご紹介しますので待っててください。

富士吉田の皆さんの愛情がこもった、素晴らしい企画展でした。志村君は、深く深くみ~~んなに愛されてるんだな、と実感しました。

でもね。
あれだけ地元を愛した志村君だったから、地元が彼を愛するのは不思議なことではありません。
だって彼は、山梨の誇りですから!!

企画展レポート第3弾、第4弾と続きますので、
よろしくお願い致します。

kiki said...

こんにちは。

お返事ありがとうございました。
そして、赤ベンチトークの件も
とっても嬉しいですす^^

お忙しい中、本当にありがとうございます!
全然急ぎませんので、楽しみにお待ちしておりますね。

Jack Russell in Bangkok said...

kikiさん、
わざわざお礼を、ありがとうございます。

赤ベンチトークのリクエストが多かった旨、実行委員の方にお話したら、快く文字起こしする件を承諾してくださいました。

あとちょっとだけお待ち下さいね。よろしくお願い致します。