メディアでも報道されています通り、2月14日、記録的な大雪に見舞われた山梨県内は甚大な被害を被っております。
志村正彦さんの故郷、富士吉田市では145cm、県庁所在地であります甲府市でも114センチの積雪量を観測しました。
日中の温かい日差しのおかげで雪解けが進み、16日午後6時半現在は甲府57cm、河口湖111cmとなりましたが、いまだ各地で多くの雪が県民の行く手を阻んでおります。
また日が沈むと温度は一気に氷点下へと下がるため、路面は凍結してしまいます。
他県の皆様にはあまり知られていないのかもしれませんが、もともと山梨県というところは雪が多く降る土地柄ではありません。
1894年に気象庁が観測を始めて以来、甲府市の最深積雪量は54cmで、今回はその倍近くの雪が一日で降ったことになります。
富士吉田など富士北麓は、甲府より雪が降りやすい地域ではありますが、ここまでの大雪は前代未聞の大事件です。
雪に慣れていない地域に、これほどの雪が降ったことが惨事につながっているのです。
四方を山に囲まれた山梨県。
少々の悪天候でも他県と繋がる高速道路や鉄道各線が麻痺する土地ですが、いまや完全に県境は途絶され「陸の孤島」と化しております。
山梨から出るのも、入るのもできない情況です。
いまでも県内を走る中央線の車中には、900人が取り残されていますし、孤立無援の地区も多くあります。
山梨県の皆様、謹んで大雪お見舞い申し上げます。
新聞の配達に遅れが出ておりますが、山梨日日新聞社では紙面の一部をWEB上で閲覧できるようになっております。毎日午前零時まで無料で閲覧可能で、交通や避難所の情報、またスーパーの開店状況等の生活情報も豊富ですので、ぜひこちらをご利用下さい。
山梨日日新聞 WEB版
山日さん、お心遣い感謝します。
甲府市、富士吉田市の防災無線でもしきりに放送されていますが、山梨の皆さん、隣近所で力を合わせてぜひこの苦境を乗り切ってください!
今回の雪害に際してメールを下さったファンの皆様、どうもありがとうございました。
富士吉田市にいらっしゃる志村正彦君関係者の方々は無事だとの確認がとれましたので、ファンの皆様にお伝えいたします。
皆様の温かいお気持ちがとても有難く、富士吉田の皆様にもお伝え致しました。
この場をかりて、改めて御礼を言わせていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
高速道路、鉄道各線が復旧するのはいつになるのかわかりませんが、現地からの情報によりますと、富士吉田市内の幹線道路では重機が出て、除雪作業が徐々に進められています。
豪雪地帯ではないため、東北などにある「除雪車」といわれるものを、山梨県は保有しておりません・・・。
それでも北口本宮冨士浅間神社(上浅間)の前を通る国道等では除雪が進み、なんとか車が通行できる状態になりつつありますが、正彦君ゆかりの地である月江寺駅前や下吉田、下浅間神社、忠霊塔、志村家の菩提寺周辺の道路などは、いまだ1メートルを越す雪が積もっております。
そして、水曜日、木曜日には、山梨県にまさかの雪予報・・・。
県内に入る交通手段が確保されてからも、正彦君の思い出をたどる旅ができるようになるには、まだ時間がかかると思います。
フジファブリックファンの皆様。
春の雪解けまでとは言いませんが、もうしばらく富士吉田への旅は控えて頂けます様お願い致します。
現地からの続報を、このブログでも発信していく予定です。
皆様のご理解とご協力を、よろしくお願い致します。
今日の一曲は「黒服の人」。
富士吉田の雪の様子が、皆様にも届きますように・・・。
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