Monday, 16 June 2025

第64回 令和7年 山梨県合唱連盟 合唱祭 フジファブリック「茜色の夕日」動画公開

 先日、お知らせしました第64回 令和7年 山梨県合唱連盟 合唱祭にて歌われた フジファブリック「茜色の夕日」の動画が、先程一般公開されました。


公募混声合唱団ということで、年齢・経歴・職業・性別問わず、山梨県下から有志の皆様が集まり、その年に選ばれた曲を歌うというのが、この「みんなで歌えば」の醍醐味となっています。その曲に、フジファブリック「茜色の夕日」が選ばれました。


制服を着た高校生

成人女性

年配の男性

など、公募混声合唱団の老若男女が一堂に会している雰囲気が伝わってきます。この混声合唱団は公募なので、山梨県のいろいろな場所に住む方々が集まり、「茜色の夕日」を発表して下さったということになります。

練習の工程では、きっと一人ひとりの歌い手さんが志村君の書いた歌詞を読み、志村君が歌ったメロディーラインをたどり、自分のパートを練習し、その練習期間はずっと「茜色の夕日」と向き合い、曲に浸ったのだと思います。山梨県の方々にとって、志村君の望んでいた「人生の一瞬や思い出に寄り添う曲」になったわけです。

郡内(山梨県の地方の呼び名。東部・富士五湖地方のことを指します)が会場だったこと

公募混声合唱団の歌った曲が、富士吉田市出身の志村正彦さんの作詞・作曲した「茜色の夕日」だったこと

志村君の母校「吉田高校」の生徒さんたちが、「若者のすべて」と「TEENAGER」を歌ったこと

編曲者が志村君の母校「吉田高校」での恩師だったこと


すべてがつながり、巡り巡った気がしています。

路地裏の僕たちのまさと隊長も、当日会場に赴き、合唱を聞いたようで、その時の感想を少しだけお届けします。ここからはまさと隊長の言葉をそのままお伝え致します。


吉田高校の発表

「若者のすべて」

グッときて、しびれました。いつか、正彦の母校の生徒達が、合唱曲として歌って欲しいという、自分の願いが叶いました。


「TEENAGER」

合唱となるとどんな感じになるのかな?と曲のイメージから想像ができなかったのですが、高校生の青春にピッタリの感じで驚きました。歌われた時は、楽しい感じで、会場が手拍子で盛り上がり最高でした。


公募混声合唱団

「茜色の夕日」

合唱団で老若男女のたくさんの人が歌う合唱は、生で聞けて本当に良かったです。正彦も喜んでると思います。自分の曲が合唱で歌われるなんて、そんな素敵なことはないと思います。この合唱を聞いて、合唱って何てすばらしいんだと改めて思いました。ライブもそうですが、やはり会場で生で聞く演奏は、唯一無二で、特に合唱は歌い手の想いが、機材を通さず、直接伝わることで、心に沁みるんだなーと感じました。

参加された全てのみなさん本当にありがとうございました。いつの日か、富士吉田市民会館(旧富士五湖文化センター)で、路地裏のメンバーも一緒にみんなで合唱したいなーと思いました。


演奏されたフジファブリックの楽曲3曲中の1曲のみですが、会場に足を運べなかった皆様も、ぜひ動画で当日の感動を味わってみて下さい。

そして、合唱曲を楽しんだ後には、ぜひオリジナルもお聞きください。きっと楽しみが倍増されることと思います。


フジファブリック「茜色の夕日」

作詞・作曲 志村正彦





Tuesday, 3 June 2025

 第64回 令和7年 山梨県合唱祭のおしらせ

山梨県内の合唱団体が一同に会し、さまざまな曲を披露する山梨県合唱祭。今年64回目を迎えるこのイベントは、県合唱連盟主催、県教育委員会共催、朝日新聞甲府総局などが後援し、山梨県では歴史ある合唱祭として知られています。

そのイベントでこの度、フジファブリック 志村正彦さんの出身校、吉田高校音楽部のみなさんがフジファブリックの「若者のすべて」と「TEENAGER」の二曲を、そして公募混声合唱団「みんなで歌えば」のみなさんが「茜色の夕日」を披露して下さることになりました。


日時:令和7年6月8日(日) 開会式 10:25am

会場:都留市 都の杜うぐいすホール

入場料:無料


詳しくは、下記のサイトをご覧ください。

令和7年 第64回 山梨県合唱祭 

令和7年 山梨県合唱祭 タイムテーブル


会場は富士吉田市からほど近い町、都留市にある「都の杜うぐいすホール」です。

都の杜うぐいすホール



志村正彦さんは生前、故郷に特別な思いをもち、さまざまな場面で富士吉田への思いを口にしていましたが、母校に対しても強い思い入れがありました。2010年7月17日に開催されたフジフジ富士Qでは、「志村シート」と称して志村さんの出身校から在校生がお客様として招待されたことを記憶されている方もいるでしょう。


そのような志村さんを慕い、尊敬する吉田高校の生徒さんたちが、今までにもフジファブリック 志村さんの曲を、さまざまなイベントで歌って下さっていましたが、山梨県の各地方から集まった出演者や観客たちが集う中、フジファブリックの曲が3曲も合唱曲として生まれ変わり、郡内の地に響き渡るというのです。


また「茜色の夕日」を歌って下さる公募混声合唱団「みんなで歌えば」は、出演者が合同でステージに立つ公募混声合唱団ということで、山梨県各所から来た出演者の皆さんがどのような気持ちで、志村さんにとってもフジファブリックファンにとっても大切なこの曲を歌ってくれるのか、とても楽しみです。


今週の日曜日と、日が差し迫ってはおりますが、ご都合のつくファンの皆様、ぜひ郡内の地にフジファブリックの音楽を聞きにいらして下さい。一味ちがう「若者のすべて」「TEENAGER」「茜色の夕日」をご堪能いただけること、間違いなしです!



For English speakers:

Announcement for the 64th Yamanashi Prefecture Choir Festival

The Yamanashi Prefecture Choir Festival brings together choir groups from across the prefecture to showcase a variety of songs. Now in its 64th year, this historic event is hosted by the Yamanashi Prefecture Choir Federation, co-hosted by the Prefectural Board of Education, and supported by organizations such as the Asahi Shimbun Kofu Bureau. It is a well-known choral festival in Yamanashi.

This year, the music club from Yoshida High School, the alma mater of Masahiko Shimura from Fujifabric, will perform two of the band's songs: “Wakamono no Subete” and “TEENAGER.” Additionally, the mixed choir “Minna de Utaeba” (Let’s All Sing Together), made up of volunteer singers, will perform “Akaneiro no Yūhi” (Sunset in Madder Red).


Date: Sunday, June 8, 2025
Opening Ceremony: 10:25 a.m.
Venue: Miyako no Mori Uguisu Hall, Tsuru City
Admission: Free of charge

For more details, please see the links below:

The venue, Miyako no Mori Uguisu Hall, is located in Tsuru City, a town not far from Fujiyoshida.

Masahiko Shimura held a special affection for his hometown and often expressed his feelings for Fujiyoshida during his life. He also had a strong attachment to his alma mater. Some may remember the "Shimura Seats" from the Fujifabric Fuji-Q Concert held on July 17, 2010, where current students of his old school were invited as guests in honor of Shimura.

The students of Yoshida High School, who admire and respect Shimura, have performed his songs at various events in the past. This time, with performers and audience members gathered from all over Yamanashi, three Fujifabric songs will be reborn as choral pieces and resonate throughout the Gunnai region.

The mixed choir “Minna de Utaeba,” which will perform “Akaneiro no Yūhi,” is a special ensemble formed through public participation. We are very much looking forward to seeing how the singers, who have come from various parts of Yamanashi, will bring this beloved song—so important to both Shimura and Fujifabric fans—to life on stage.

Though it’s short notice with the event happening this Sunday, we warmly welcome any fans who are able to attend. Come to the Gunnai region to experience Fujifabric's music like you’ve never heard it before. You're sure to enjoy this unique performance of “Wakamono no Subete,” “TEENAGER,” and “Akaneiro no Yūhi”!