Thursday, 24 December 2020

2020年12月24日

今年もこの日がきました。

世の中はプレゼントを買い、楽しい夕食の準備をし、心躍るクリスマスイブですが、フジファブリック 志村正彦さんファンにとっては、たくさんの思いが頭の中を巡る日でもあります。

インディーズの頃からのファン。

メジャーデビューしてからのファン。

志村さんがいなくなってからのファン。

ファンの皆様、お一人お一人、特別な思いを胸に今日という日を過ごしていらっしゃることと思います。また今年は新型コロナウイルスが猛威を振るう中、富士吉田訪問が叶わなかったファンの方々も多いと思います。

私も多くのファンの皆様と同様、富士吉田へ行ってチャイムを聞くことも、お墓参りをすることもできず大変残念ですが、遠くにいるからこそ、富士吉田への思いが強くなる気もしています。富士吉田のキリっとした凍てつく空気、間近に見える富士山、駐車場できくチャイム、皆さんの笑顔。たった一年前のことですが、夢のような気持ちさえします。

2020年は世界が大きな転換期を迎えた年でした。

海外が国内の延長線上にあるような感覚で、日々、たくさんの飛行機が各国を往来していた状況は一変しました。最近では異変種の出現により、50か国以上の国がイギリスへの渡航禁止令を発令し、世界は重大な局面を迎えているように思います。ロックダウンの最中はすべてが静止したような重苦しい時間ではありましたが、何が一番大切で、何が取るに足らないことなのかを考えた時間でもありました。

この先の見通しが立たない今ですが、私は毎日フジファブリックの曲を聴いています。


ライブができないライブハウスをみて、志村君は何を思っただろうか。

バンドがバンドとしてフル活動できない姿をみて、志村君だったら何をしたかな。

大好きだったふるさとに帰郷することさえままならないと知ったら、志村君は何を考えたかな。


力強く背中を押してくれる派手なパフォーマンスとは程遠いフジファブリックの楽曲だからこそ、ファンの皆さんの傍らに静かに寄り添い、響き続けているのかなと思います。

いつもと違う場所で迎える今年の12月24日。コーラを買って、フジファブリックの楽曲を聞き、富士吉田にいる志村君に思いをはせたいと思います。

この一年、お世話になりました。

ファンの皆様、くれぐれもお体ご自愛下さい。そして、よいお年をお迎えください。つたないブログではありますが、また来年もよろしくお願い致します。


今日の一曲は、「茜色の夕日」です。

Wednesday, 16 December 2020

2020年冬 富士吉田市防災無線 夕方5時のチャイム変更のお知らせ

 今年も富士吉田市の防災無線、夕方5時のチャイムが期間限定でフジファブリック「茜色の夕日」に変わります。


日時:2020年12月21日(月)~27日(日)の7日間 夕方5時
変更される曲名:フジファブリック「茜色の夕日」

世界は100年に一度といわれる感染症のパンデミックに見舞われ、新型コロナウイルスはいまだに各国で猛威を振るい続けています。山梨県も例外ではなく、今年に入り450件を超える感染例が報告され、多くのイベントや行事が延期・中止となりました。このような状況の中、富士吉田市は今年も変わらず防災無線、夕方5時のチャイムを、志村正彦さんが作詞作曲したフジファブリックの楽曲「茜色の夕日」に変更することを発表しました。


市役所が今年もチャイム音変更を決行した理由は様々あると思いますが、「富士吉田市民に寄り添い、元気と勇気を届けたい」ということも大きいのではないでしょうか。地元からこんなに素晴らしい音楽を作るミュージシャンが出たこと。その志村正彦さんが心から故郷、富士吉田を愛していたということ。こんなご時世だからこそ、富士吉田市民の心に勇気と元気を分けてくれると思います。

Go To トラベルの全国一時停止を受け、静かな年末年始が予想されますが、ぜひ12月21日から27日までの一週間、夕方5時に合わせて、富士吉田の空に思いをはせて頂けたらと思います。

今日の一曲は、「茜色の夕日」です。