今年も、12月24日がきました。
世の人たちがクリスマスイブに心躍らせる中、どうしても複雑な心境になってしまいます。
あれから5年という月日が流れ、遅かったような、あっという間だったような・・・そんな気がしています。
一年を振り返ってみると、今年もいろいろなことがありました。
2月の山梨の大雪に始まり、4月の富士吉田市民会館での上映會、7月の甲府 志村正彦展、4月と12月の富士吉田のチャイム、11月の日本武道館 フジファブリック単独ライブ。
書き出してみると、「こんなに多くのことが、この一年にあったのだな。」と思います。
個人的には、やはり今年も志村君から頂いたご縁に感謝する一年でした。
皆様から頂戴した沢山のメール、フジファブリック関連で知り合った方々からのイベントへのお誘い、路地裏の僕たちはじめ、富士吉田の方々、またファンの皆様とのふれあいを通して、たくさんの勇気と力を頂いた年となりました。
師走にはいってから、長年の夢だった「志村正彦さんの思い出の場所をたどる小旅行in富士吉田」が期せずして叶ったこと、本当に幸せでした。志村君の愛して止まなかった街と人の魅力に改めて気付かされ、このブログへの思いを新たにすることもできました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
音がつながって音楽に、言葉がつながって歌詞となり、ボーカルが歌詞を歌う。それが全部一緒になって、「ロック ミュージック」を形成します。
工程としてはたったこれだけのことなのかもしれませんが(この工程は、途方もなく大変なことですが!)、この世に体がなくなった後も尚、自分の作った音楽を通して皆に感動を与え、心に寄り添い、励まし、ひとりひとりの「私のフジファブリック」になっていく。そんな音楽を作った志村正彦さんとフジファブリックの音楽は、5年を経た今でも光を放ち続けています。
今年聞くことのできる最後のチャイム、「茜色の夕日」が、あと数時間後に富士吉田の街に鳴り響きます。
どこにいても、どんなときにも、心に響く名曲と出会えたこと、志村正彦さんに、フジファブリックに出会えたことに心からの感謝をしながら、この記事を終えたいと思います。
今日の一曲は、「茜色の夕日」です。
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