昨日の記事に、少し追加です。
無尽会で行く旅行について。
富士吉田に限らず、山梨では若い頃から(20歳ぐらいから)無尽会に所属し、毎月旅行のために積み立てをすることがよくあります。厄年の人達、特に60歳の厄年を迎えた人達に人気の行き先は、「伊勢神宮」だそうです。
江戸時代の「お伊勢参り」にルーツがありそうな、なさそうな・・・。
今年は20年に一度の式年遷宮ですから、今年、無尽会で伊勢にいらっしゃる方たち、うらやましい!
もうひとつ。
富士吉田の中でも、昔からの地区(明見など)では、厄除けのお祭りを新しい地区よりも、盛大に行います。
昼間も賑やかに、今年厄年を迎える人達がおみこしを担いで街をねり歩きます。
また、地元の子供たち(中学生以上かな・・・)にとって、夜に行われる厄地蔵さんのお祭りは、親公認で堂々と、夜遅くに外出できる絶好の機会でもあります。このワクワク感、言葉で伝えるのが難しいのですが、子供心にとても楽しみな行事です。
最後にもうひとつ。
吉田の街でスーパーに行くと、「愛染うどん」といううどんをよく見かけます。(こちらのホームページ参照 吉田のうどん)
吉田の街には、「愛染商店」「愛染通り」など「愛染」という言葉がついた名称をよく見かけます。「愛染」という呼称の来歴は不詳ですが、地元の人達には親しみのある名前です。
一年で一番寒さが厳しい季節ですが、富士吉田の街に活気が溢れる2日間です。
もし冬の富士吉田を訪れる計画がありましたら、昔ながらのお祭りが味わえる2月13、14日はいかがですか。街角で、きっといろいろなお話がきけることでしょう。
いつもの街並が暗闇に包まれ、なんとなく怪しげな雰囲気。いつもだったらとっくに寝ている時間、外にいる。こんな時間に外に出ていて、とても興奮している反面、なんかちょっと悪いことをしているような変な気分。しばらく歩いていくと、前方の暗闇の中に、ぼんやりと夜店の明かりが見えてくる・・・。
今日の一曲は、「水飴と綿飴」です。
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