Sunday, 28 September 2025

富士吉田市民合唱団 定期演奏会・富士吉田市新町文化祭 フジファブリック楽曲演奏のお知らせ

 フジファブリックファンの皆様

こんにちは。

もうすぐ10月とは思えないほど、日中はまだ暖かい日が続いていると聞きました。皆様、いかがお過ごしですか。

今日は、富士吉田市民合唱団の定期演奏会のお知らせです。

毎年、富士吉田市では市民合唱団が音楽の秋に、定期演奏会を開催しますが、今年はアンコール曲に「茜色の夕日」が選曲されました。

富士吉田市民合唱団 第68回定期演奏会

日時:2025年10月12日(日)
            午後2時30分開演

場所: ふじさんホール

一般/¥1,000
中高生/¥500
小学生・70歳以上 無料

指揮:渡辺公男
ピアノ:倍田敏江
Vn.:舟久保優    
Percussion:渡辺金男


また、富士吉田市新町文化祭にて、富士吉田市民合唱団のみなさんが、「茜色の夕日」と「若者のすべて」を演奏して下さるそうです。

日時:2025年11月2日

            午後(正確な時間が分かり次第、またこのブログでお知らせ致します)

場所:下吉田第一小学校体育館


富士吉田市民合唱団は、故大庭三郎氏によって1952年に設立された、山梨県で最も歴史ある合唱団です。1988年から渡辺公男先生が常任指揮者となり、創立以来、山梨県を代表する合唱団として活動を続けてきています。富士吉田市立合唱団プロフィール

そのような由緒ある合唱団が、ロックの楽曲を合唱曲に編曲し、演奏会で披露して下さるということ。

富士吉田市出身の志村正彦さんが作詞作曲した楽曲を、富士吉田市民の方が歌うということ。

2008年5月31日に、フジファブリック 志村正彦さんが、最初で最後の凱旋ライブをした富士五湖文化センター大ホール(今はふじさんホールという名称になりました)が、会場となっていること。

志村君が感極まって途中で歌うことができなくなってしまった「茜色の夕日」が、また同じ会場で流れるのかと思うと、期待と切なさと儚さと交じり合った感情で、胸がぎゅっとするようです。

お時間がある方は、ぜひいらして下さい。帰りには、秋の富士吉田を満喫なさって行って下さい。

イギリス在住のフジファブリックファン ベンジャミンさん

今日は英国ウェールズ在住のフジファブリック志村正彦さんのファン、ベンジャミン・ライト(Benjamin Wright) さんをご紹介したいと思います。

ベンジャミンさんは、英国国営放送BBCで政治記者として働いていらっしゃる現役のジャーナリストです。ロック発祥の地、英国に生まれたベンジャミンさんは、若い頃から音楽が大好きで、Manic Street Preachers など多くのブリティッシュロックを聴いてきました。

そんなベンジャミンさんが、数年前、フジファブリックの音楽と出会いました。
出会いはフジファブリックの3rd album 「Teenager」。
珠玉の名曲が詰まったアルバムだとおっしゃいます。

特にアルバムのオープニングを飾る一曲目、「ペダル」のもつパワーに圧倒されたそうです。

公私ともにとても大変な局面をむかえていらっしゃった時、朝、「ペダル」を聞くと「今日もがんばろう!」という気持ちになれたとおっしゃいます。

インターネットラジオ「フジファブリックのネトネト言わせて」第6回放送分で、志村君自ら紹介してアルバム「Teenager」に収録されている全曲のフラッシュを流すのですが、それを聞くと「ペダル」がなぜこのアルバムの一曲目として選ばれたのかがわかるような気がします。

志村君の解説によると「徐々に始まる感じ」。
続けて「ライブは工作を考えてるから。アレンジ。ちょっとした。」

その出来上がりは、「富士五湖文化センターライブDVD」でご覧になれます。
何かとてつもないことが起きそうな予感がする凱旋ライブのオープニングに選曲されたのが、この「ペダル」でした。曲の始まりを告げるキーボードの音。緞帳(どんちょう)が徐々に開いていく様子が、まさにライブの「幕開け」を最高に演出してくれていました。


まるで自分が上昇気流に乗っかったような、なんともいえない気持ちにさせてくれる曲です。

日本語がわかる私達は、歌詞からもその高揚感を味わうことができるわけですが、なぜベンジャミンさんのように日本語がわからない外国人の方に、なぜ「ペダル」の高揚感が伝わるのだろうかと思います。

きっと本物だけがもつ力が、音と言葉を通して、世界中の皆さんに伝わるのでしょう。

ベンジャミンさんは、機会のあるごとに、特に志村君のお誕生日などに、定期的にフジファブリックの音楽と志村君のことをTwitter(現X)で伝えてくださっています。


「お誕生日おめでとう、志村正彦さん

もしご存命なら、今日で45歳でしたね。

亡くなられてからもう15年以上経つと思うと悲しいですが、
あなたが残してくださった音楽と歌詞に感謝しています。

今日はご両親、ご家族、ご友人の皆さまに想いを寄せています。」


2021年7月10日 ツイート

2023年7月18日 ツイート

「日本の外ではあまり知られていないかもしれませんが、これは フジファブリックの志村正彦さん のことです。

彼のライブを観ることも、新しい音楽を聴くことも、ご本人に会うことも叶わなかったのがとても残念です。

繊細さと美しさを見出す力を持った才能あるソングライターでした。あまりにも若くして亡くなられてしまいました。」

2022年7月10日 ツイート

「誕生日おめでとう、志村正彦さん
もしご存命なら、今日で42歳でした。

惜しまれながら今も深く想われています。
本当に唯一無二の存在でした。」


2024年1月1日 ツイート

「毎年12月になると、2009年のクリスマスイブに亡くなられた
偉大な志村正彦さんのことを思い出します。

彼の音楽は時を超えて色あせることなく、
その言葉やメロディーはいまも生き続け、鮮やかに響いています。」


常に前を向いて走り続けていた志村君でしたから、世界に活躍の場をうつすことも視野に入れて音楽活動をしていたのではないかと思います。「音楽と言葉」のインタビューでも、英語で書く歌詞についてお話しています。

ロックの本場イギリスに、フジファブリックの大ファンがいると聞いたら、きっと喜ばれたことでしょう。


今日の一曲は、「赤黄色の金木犀」です。今年は暑さが続いていますから、金木犀はいつもより遅くなってしまうのでしょうか。



Today, I would like to introduce Mr. Benjamin Wright, a fan of Fujifabric’s Masahiko Shimura who lives in Wales, UK.

Mr. Benjamin is an active journalist working as a political correspondent for the BBC, the British public broadcaster. Born in the birthplace of rock, the UK, he has loved music since his youth, listening to many British rock bands such as Manic Street Preachers. A few years ago, Benjamin encountered the music of Fujifabric. His first introduction was their 3rd album Teenager.

He describes it as an album filled with gem-like masterpieces.

In particular, he was overwhelmed by the power of the opening track, Pedal.

At a time when he was facing very difficult circumstances both personally and professionally, he says listening to Pedal in the morning gave him the strength to think, “I can do my best today!”

In the 6th broadcast of the internet radio show Fujifabric no Netoneto Iwasete, Shimura himself introduces the album Teenager and plays flashes of all the tracks. Listening to that, you get a sense of why Pedal was chosen as the first track on the album.

According to Shimura’s own explanation: “It feels like it gradually begins.”
He continued: “I was thinking about how it would work in a live performance. The arrangement, just a little.”

You can see the finished result on the Fuji Five Lakes Cultural Center Live DVD.
For the grand homecoming live, which carried the feeling that something extraordinary was about to happen, Pedal was chosen as the opening number. The sound of the keyboard signaling the beginning of the song, and the curtain slowly rising—it perfectly created the sense of a “curtain-raising” moment.

It’s a song that makes you feel as though you’re caught in an updraft, lifted into an indescribable state.

For those of us who understand Japanese, the lyrics add to that uplifting feeling. But why is it, I wonder, that this same exhilaration from Pedal reaches someone like Benjamin, who doesn’t understand Japanese?

Surely it is because the true power of something genuine can transcend language, carried through music and words to reach people all over the world.

Whenever he has the chance—especially on Shimura’s birthday—Benjamin regularly shares thoughts about Fujifabric and Shimura on Twitter (now X)

Tweet 10th July 2021 

Tweet 18th July 2023 

Tweet 10th July 2022 


Since Masahiko was always moving forward and pushing ahead, I believe he might also have been looking toward expanding his musical activities to a global stage. In an interview for Music and Words, he even spoke about writing lyrics in English.

If he had known that he had a passionate fan in the UK, the birthplace of rock, he surely would have been delighted.

Today’s featured song is Aka-Kiiro no Kinmokusei (Red-Yellow Osmanthus). With the heat lasting so long this year, I wonder if the fragrant osmanthus will bloom later than usual.